ここ何年か話題になってますが、夏休みの宿題の「宿題代行業者」
主に、中学受験生の親が依頼するようですね。受験勉強に専念したいからと言って。
中学生や高校生がどれぐらい依頼しているのかよくわかりません。(調べてもいません)
当塾でも宿題提出に追われて質問にきます。アドバイスをしますが、あくまでアドバイスであって代わりにすることはありません。
残念ながら宿題代行はしておりません。
毎年聞かれるのが、おなじみの自由研究。それに読書感想文。各教科のワークブック。
自由研究は、くだらないアイデアをたくさんアドバイスします。実にくだらない研究テーマです。
わいわいと少し雑談すると
ほとんどの場合
「自分で考えた方がまし」と思い始めます。
それでいいです。かっこいい自由研究をしたいと思うから難しいのであって、そんなんでいいんだ。と思えばできるものです。
読書感想文は、本を読んできたら書き方の指導をします。
読書感想文などの作文は、決まった書き方があるのですが、学校ではほぼ指導されません。
思ったことを自由に書きなさい。何て言われてどう書いていいかわからなくなります。
文章は人に伝えるためにあるのですから、一定のルールがあります。それを踏まえて書かないと相手に伝わりませんよね。
思いつくままに書いても人が読んだら何を書いているかわからないですよね。
そういう指導は自習で質問してくれたら喜んで指導します。時々賞をもらってきますが、代行したわけではないので堂々と受賞しましょう。
しかし、本を読まずに感想文が書けないと言ってきたら追い返します。
何でもいいので最低限、本は読んでください。
ワークブックは、その生徒にとって難しすぎるところは「答えを写して提出しないさい」もしくは「わかりませんでした。と言って提出する」ことをお勧めします。学校の先生もあなたの実力を知っていますから発展問題がわかりません。と言ってきても特に問題にしないはずです。
それよりも、前半の基礎問題を反復した方が力がつきます。
学校には発展問題を宿題に出さないようにお願いしたいです。時間ばかりかかっていいことがありません。
でも出るんですよね。できる子向けに。できる子はほっとけばいいのに。
こんな感じです。こんなこと読むと頼りにならないように思えますが、かなり頼りになりますよ。
代行業者に頼む人は、ほとんどいないと思いますが、やめておきましょう。何のメリットもないです。