今回の水害のデータが報道されています。
避難指示が出て実際に避難した人が各地で1%以下だったようです。
愛知県犬山市では0.06%だったとか。
どうして避難しないのか?と言うのは簡単ですが、難しいですよね。
阪神大震災の時、京都に一人暮らししていました。かなり大きな地震だったので
何も指示がなかったのですが、朝早く、広域避難場所に向かいました。
こういうところに行った方が情報が入るかなと思ったからです。家は壊れていませんでした。
ところが誰もいない。
ちょっと様子を見ましたが、誰もいないし、そこにいたら情報も入らないので、結局自宅に戻った経験があります。
避難した経験はないのですが、実際に避難したら、環境が悪くストレスがたまり、かなりきつい生活になることが報道されていますし、実際にそうでしょう。
それならできるだけ遅く避難して、避難場所の体制が整ってから行って、避難時間はできるだけ短くしたい。
と思ってしまいます。
そう考えるとダメなのでしょう。だからどうやってその一瞬よぎる感覚を断ち切るかが大事ですよね。
普段からよほど考えていない限り難しい対応だと思います。
さて、勉強も同じです。本当はもう慌てていないといけないのに、まだ誰も慌ててないので
ついついもう少ししてから始めよう。と思ってしまいますよね。
もう、勉強指示命令が出されています。やる気が出るのを待つのではなく、とにかく行動しないと間に合いません。
ところができるだけ後から始めて短い努力で合格したいと思ってしまいます。
そこを断ち切らないと成功は手に入りません。
だからこういう質問がよくあります。
「今から始めて、間に合いますか?」
もう少し後でも間に合うなら後にしたい。ということですね。
「今から逃げて間に合いますか?」
間に合うように逃げるしかないんです。ぎりぎりだと間に合った人もいれば、ダメだった人もいます。
それは結果論で、先に逃げた人が確実に助かったように、早く始めてた人が確実に合格を手にします。
間に合うように勉強時間を確保しましょう。
入試日程はもう決まっています。想定された日時に、想定内の難易度の問題が出題されます。合格最低点もほぼ想定できています。
こんな楽な対応策はありませんよ。