3ヶ月で関関同立に合格します。
6ヶ月で関関同立に合格します。
このようなことがあると思いますか?
合格する場合もありますけど。
どういう場合かと言うと
もともと勉強していて
最後に
ほんの少しだけ助けて欲しい。
と駆け込んできた生徒に限ります。
そもそも何もしてない生徒に対し、こんなことが実現できるはずがありません。
甘い考えは捨てましょう。
このようなキャッチコピーの塾に行く人は、将来
必ずもうかる○○投資。
あなただけに教えます。○○の秘密。
などの業者に騙されますよ。
もしかしたら、応募した時点で、いきなり業界の「カモリスト」に入るかもしれません。
こういうリストが出回っていて、同じ人が何回も騙されるといいます。
1回リストに入ってしまうと、あの手この手で誘惑がやってきます。
だからと言って、もしかしたらいい話かもしれませんよね。
何もしないとチャンスも見逃しますよね。
そう考えるから騙されるんですけど
騙されないようにするには、
本当にいい話かどうか自分で見抜く力をつけておかないといけません。
そのためにはやはり
基礎学力を磨いて、自分の能力を磨くしかありません。
能力は簡単に上がりませんし、簡単に上がる能力は市場価値がありません。
簡単でないから達成した時に世間から評価されるのですし
簡単でないことを実行したから自信もつきます。
大学生になってからこのような塾の広告を見たら、
あり得ないということが、とてもよくわかります。
さて、前置きが長すぎました。本題の勉強時間の話に入ります。
この勉強時間の目安はあくまで目安(多い方が有利に決まってます)
今回は最後の2か月に注目しましょう。
1年かけた勉強量の1/3を2ヶ月でします。
ここが大きな分かれ目です。
もう一歩のところまで来ているのに偏差値が足りてないと
12月の時点であきらめる人がいます。(マラソンだと30㎞地点でしょうか。)
学校もほとんど終わりますので、毎日7時間は無理どころか時間的には余裕すらあります。
しかし、受験が近づき、
緊張感も増し、解く問題も入試レベル
基礎演習の時間よりきついですよ。頭をフル回転させないといけません。
相当な体力と気持ちを持続することが必要になってきます。
それが「とても気が滅入る、しんどい」のであきらめてしまうんです。
あきらめたら楽だから。
頑張っても確実に達成できるとは限らない。
もう休みたい。
頑張っているふりだけしておこう
まさかと思うでしょうが、そうなります。
こういう試練が最後に待ってますし、これを乗り越えて初めて合格です。
(もし、不合格でも最後まで継続したら、この経験は素晴らしいことですよ)
高2の今のうちに覚悟を決めておきましょう。高3の12月で、まだ3/4地点です。
ここから最後の1/4の一番苦しい時を乗り切れるかが勝負です。
まずは、ゴールにたどりつくまでにどんな試練が待っているか
どこが勝負どころか
ちゃんと知っておいてスタートしましょうね。
国公立大学、関関同立近大への合格のための勉強時間の目安 その1