理系は地方国公立と関関同立どっちがいいの~その2

前回、書きましたが、閲覧数が多いので、続編を書くことにしました。

 

前回はややあいまいに情報提供のみでしたが。

今回は私見を踏まえて書くことにします。私見ですから、そのつもりで読んでくださいね。

 

 

ずばり、お勧めは、地方国公立です。

偏差値が低いところでもかまいません。

 

 

一般には

大学で研究をしたり、将来は技術者一筋なら地方国公立

技術がわかる経営者や管理職を目指したいなら関関同立

 

というお勧めが多いかもしれません。ここまで大雑把にくくると本当は乱暴すぎるのですが、

私はどちらにしても、地方国公立をお勧めします。(学費の話は除きます。十分にあるという前提)

細かいことを言うと違う場合もありますが、

そもそもみんな違うし、ここだったらこうなるという道筋なんてありませんよね。

どうせ大雑把な話ですから、その程度で読んでください。

 

 

地方国公立がよい理由

研究施設で見ると地方国公立に分がありますよね。予算が厳しくなったとはいえ、過去の投資もあるのでそれなりにあります。

学生に対する先生の割合も国公立に分があります。

さらに、以前にも書きましたが、大学院への進学率です。

実質的に学生の日常の指導は院生がすることが多いですから、教授数以上に大学院生が多いことは指導してもらえる人の数が多いと言うこと。

 

 

一方私立も学校を見学したら、一通り必要なものはそろってますよね。

ただ、実験を始めたらわかりますが、はやりこまごましたものが不足がちなのはどうしようもありません。

まあ、全部なくても大丈夫ですけどね。自分がしたい研究室に必要な設備があればいいんです。なければ国公立大に行って借りてもいい。

それでも、自分が使わないものでも最先端技術がいっぱいあるとそれなりに知識は得られますし、同級生からの情報も豊富になります。

意識しなくとも見識は深まっていきますよ。

 

大学のひとつの価値には人脈がありますよね。理系でも同じです。

ひとりで研究室で悩むなんて研究はあまりなく、研究も組織として分業することが多くなっています。

別の研究室で何ができるかと言うことを知ってないと何も出来ませんが、全部を一人で勉強できませんよ。

そういう基礎知識は友達を通じて何気なく入ってくるものです。

 

そうすると技術者を志す者同士、様々な技術を習得し、開発していこうと思っている友達が多いのはいいことでしかありません。

しかも、田舎なので、他にすることがありません。(すみません。偏見で)

だから、より身近な友達との会話が多くなります。

つまり、

地方国公立大はハード、ソフト両面で環境が整っていると言えます。

 

気をつけていただきたいのが

一般にはそういう会話を楽しむ人のことを

「暗い。オタク。マニアック。」と呼ばれやや敬遠されます。

かなり敬遠されるかもしれません。

 

ここの話は、よりよい技術者になるためには、どちらがいいか?ですよね。

そんな世間の目は気にしない気にしない。

 

この環境こそが技術者を育てるので、とてもいい環境と言えるでしょう。

これが地方国公立を推薦する理由です。

 

 

さて、関関同立など私立の都会の学校ではどうか。

キャンパスが華やかになり、文系学部の友達がたくさん。

理詰めで会話することも少なくなり、発想が違う友達がたくさんできます。

但し、技術系人脈と言う意味では薄くなってしまいます。多分。

 

大学で100人友達ができるとして(昔聞いたことあるような歌ですね「友達100人できるかな?」)

地方国公立 技術系80人、文系20人

関関同立  技術系50人、文系50人

ぐらいの比率になりそうですね。

さらに友達の絶対数が多くなりますよ。それだ多彩な発想がまわりにあります。

中には勉強なんかせずに、(何たら入試)で合格してきているのや

小学校まで賢かった内部進学生がうようよ。

どうやって入学したかわからないようなやつまでいます。

 

理系の発想からすると、こういうメンバーは何をしでかすかわかりません。それが楽しいし刺激になります。

但し、気をつけないといけないのは同志社も立命館も理系キャンパスは地方に追いやられていますよ。

だから、自分から大学生活を楽しむという積極性がないとこの環境は全く得られません。

消極的にじっとしていると地方国公立と同じ環境になります。それはそれでいいですけどね。

 

 

それぞれの環境の違いは分かるような気はしますよね。

大学生活のイメージは皆さん持っているかと思います。

 

ところが、大学生活だけにとどまりません。

本当に違いがでるのは卒業してからですよ。

地方国公立大を出るとやっぱり、社会人になってもエンジニアで固まることになります。

関関同立を出ると、友達は、銀行、証券、商社、メーカーの営業、企画、経理、変なベンチャー始めたり多彩な環境で社会人になっています。

 

卒業後の人脈の広がりは変わってきます。

それを活かせるかどうかはあなた次第ですが、違う分野の友達に気軽に聞けるのは大きなメリットでしょう。

 

あれ?関関同立の方がいいの?

 

そんな気もしますよね。大学は楽しいし、人脈は広がるし。

それなのにどうして地方国公立?

 

 

 

その理由のひとちは、これからは、このメリットは少なくなっていくと思うからです。

 

30年前なら人脈は貴重でした。それ以外に情報を得る方法も少なかった時代です。

しかし、今や情報が飛びかう時代、浅い知識や大学出たばかりの友達の専門知識などたかがしれてます。

異業種との接点は、いつでも、どこにでもある時代で、専門家は無料でアドバイスしてくれる時代です。

こういう時代になると大学での人脈メリットは昔より少なくなりそうです。

 

人脈を広げるには自分が役に立つ人間でないといけませんよね。

特定の分野でいいので、深い見識がある人でないと世の中で役に立つ人材になれない。貴重な人材に慣れない時代です。

いつでも専門家に相談できる環境が整っています。その道のプロに気軽に相談できる時代です。

浅い知識を多く持っていても有用な人材と思われません。

 

 

そういう人材になるためには、狭い分野でいいので第一人者になること、そして、その中身を他の分野の人と共有できる能力があることです。

まずは、偏っていいので、ひとつの分野で本物になることを目指した方がいい。

 

そこで、ちょっとオタク系をお勧めしているということです。

 

でもやっぱり、

学生生活は都会が楽しいですよ。絶対に。

 

最後にまた迷わせてどうする。って感じですね。

いっぱい悩みましょう。

 

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