高校入試データをみて5 特進コースは本当にいいの?

 

さて、今回は、本当にお得なのか特進コース?

 

あら、1週間ほど前にお勧めしていたのにいきなり疑問形?

 

否定するわけではありませんが、よく考えた方がいいことだけを列挙しておきます。

 

①クラブ活動が制限されます。

皆さんご存知の通り、学校によって制限の度合いが異なりますがよく考えてください。

 

②放課後特訓、早朝特訓、勉強合宿など時間の強制が多くなります。

この点はよく考えてください。このブログで何度かご説明していますが、

学力を上げるには、「アウトプットが大切」「自分で問題を解くことが大切」「レベルに合った問題を解くことが大切」と繰り返していますが

このための時間を学校に奪われてしまいます。

 

学校での通常授業のレベルが一定以上なら放課後に授業を追加する意味合いはありません。復習で何度講義を聞いても同じですからね。その時間は自分で演習をした方が有意義です。

 

但し、学校での通常授業のレベルが一定以上でない場合は、放課後などで補う必要はあるでしょう。

特進コースと言っても、中学の成績で平均点前後の生徒を集めている学校もあります。

そういうところは通常の学校授業は、中学の復習から始まります。高校ハイレベルのことを授業でする時間がありません。そこで、放課後などを使ってレベルアップを図ることになります。

ところが、レベルアップについていけない生徒が数多く出てしまうのが実態です。レベルアップするにはレベルにあった問題の演習をすることしかありません。基礎が定着していない段階でハイレベル授業を聞いても無駄です。

感覚的で申し訳ないですが、7、8割の生徒には無駄な授業になっていると思われます。

 

放課後授業が選択制なのか、必修なのかよく見ておくことが大切です。必修だと多くの生徒にとって大学入試に不利になります。選択制だといいですよ。できるものだけに参加すればいいのですからね。決して全部に参加しないように。

 

⓷同じ目標を持つ友達が少ない。

学校全体が進学校なら問題ないですが、

 

そうではない学校の場合、そのコースの20名前後のみが同じ目標を持つ友人になります。

高校生が最も影響を受けるのは、親でもなく、先生でもなく、ましてや塾や予備校ではありません。友達です。

3年間お互いを高めあう。自然とライバルになる、同志になる。こういう仲間の数が減るのはちょっと不利です。

 

こういうことを考えた上で、自分の意志で進学しましょう。