これから模試が続きます。塾では大阪進研模試、学校の実力テストが終わり、
今日は五ツ木模試です。
模試の成績表が返ってきたときに、偏差値1上げるのに何点必要ですか?
という質問がよくあります。
正確には模試によって変わります。
大阪進研さんや五ツ木書房さんが丁寧なデータ「まとめ」の中で計算しなくても全てわかるように一覧表にしてくれています。
せっかくを教えてくれているのですが、見ないようですね。
仕方がない。いつものように、ざっくり
5教科合計 偏差値1=10点
1教科あたり 偏差値1=2点
こう覚えておきましょう。模試ごとにそんなに変わらないです。模試の難易度は安定していますし、受験者層も変わらないですから、標準偏差が大きく変わることもありません。
偏差値が2足らない場合 5教科で20点(各教科4点ずつ)
ですね。
さて、何点とればいいかわかりました。ここからどうしましょう。
もうちょっと具体的にしていきましょう。
4点ってだいたい1問ですよね。各教科1問。
各教科2問できるものが増えたら、偏差値4もあがります。
なんとなく、それぐらいならできそう。
と思いませんか?
2問だけですよね。「わかってたのに間違えた。次は正解できる。」
と思うのは2問ぐらいありますよね。
模試の答案をもう一度みて探してください。
あった、あった。これとこれが正解なら偏差値4上がる。
必ず見つけられるはずです。
ここまでやりましょうね。具体的に「この問題を正解する」とはっきり目標を定めましょう。
何となく1問正解を増やすということではなく、
「この問題を正解する。」
と決めてください。
さあ、偏差値が上がった自分を想像しましょう。
偏差値4あがったらどうなるのでしょう。
偏差値4の間に学校がいくつあるか?
結構ありますよ。
江坂から通学可能圏内の公立高校だけで7~8校あります。
高校の選択の幅が広がりますよね。
各教科ほんのちょっとの努力で選べる学校がかなり増えると言うことなのですね。
すごくないですか?
もうちょっとで山田高校に行けるとか、もうちょっとで刀根山高校に行けるんですよ。
そう思えば頑張れませんか?
毎年実際にそう思った人が、最後に成績を上げて合格していきます。
判定は気にしないこと
合格判定 C とは、50%の人が合格し、50%の人が不合格でした。
という数字です。統計上の数字なので嘘ではありません。
しかし、何度か書きましたが、合格するかどうかは抽選ではありません。くじ引きではありません。
合格の50%に入れるかどうかは、これからの自分次第なんです。しかも、あとほんの少しです。