勉強したら偏差値はどれぐらい上がりますか?
中3生だけでなく、中1、中2生も冬期講習で頑張っているので、つい気になりますよね。これだけ勉強したんだから、どれぐらいあがるのかな~て。
正確ではありませんが、イメージとしてお伝えしたいと思います。
(五ツ木模試、大阪進研模試レベルでの表示となります。)
①偏差値30台の生徒の場合
30台ということは、基礎がほとんどできていないということです。上げるのに時間がかかります。
基礎演習が1年ぐらい必要です。
あせってはいけません。土台を固めて初めて成績はあがります。
1年後に偏差値40台まで上げましょう。
念のため記載しますが、定期テスト上げるのは別です。範囲が狭いので、効果が見えやすいです。
②偏差値40台の生徒の場合
伸びしろが高いです。早い生徒で半年あれば50台に突入です。
但し、さぼり癖が一番の難敵です。
少し成績が上がるとすぐさぼってしまいます。半年ずっと続けられない。ここが問題です。
勉強した時は成績が上がるので
自分はやればできる。
と思い、それで満足してしまいます。
この層に
やればできるは禁句です。
京進はこの生徒の層に限らず
やればできるは禁句です。
やり続けることを意識して下さい。
生徒の例
大阪進研模試 8月47⇒1月55
1日の勉強量は2,3時間ですが、とにかく毎日続けました。成績が上がっても下がっても続けました。
③偏差値50台の生徒の場合
ちゃんと勉強しているのですが、もう一歩抜け出そうという
意欲が不足しています。
ここから一歩抜け出すと大学受験だと関関同立などへの合格圏に入ります。がんばりましょう。
基礎学力があるので、猛勉強することができます。
まずは自分に自信を持ちましょう。
偏差値60台になるには、
最短で半年です。
生徒の例
大阪進研模試 8月59⇒ 1月65
この生徒は学校がある平日も
毎日4時~10時まで6時間の勉強を続けました。
試験当日にはもっと実力あがっていたと思います。
④偏差値60台
ここからは相当難しいです。この層は全員勉強しています。
毎日3~5時間勉強しても追いつきません。
勉強しても勉強しても偏差値があがりません。
競争相手の勉強量も多いですから、容易ではありません。
期間は何とも言えないです。3か月だったり、半年だったり、1年だったり。2年だったり、抜け出すまで
続ける気合です。
生徒の例
大阪進研模試 8月60⇒ 1月66
当塾の入試演習テキストを1週間で1周ペースの勉強量。
すさまじいというレベルで勉強しました。
数学勉強で疲れたから社会を勉強する。
英語でスランプになった時は、理科を勉強する。
という具合で
休まずに勉強しました。
これを読んでみると
思っていたよりたくさん勉強しないと上がらないので
がっかりしたかもしれません。
偏差値ってみんなと比べた数字です。
だから、普通にみんなと同じ勉強量だと上がりません。
思っているより、
もう少し増やすとじわじわと上がってきます。
ご参考いただけましたでしょうか。