勉強のやり方を教えてください。とよく来られます。
やる気を出させてください。と並んで、かなりよくあるご要望です。
やり方がわからない。という生徒。どうしてかと話を聞くと、そのほとんどは、勉強のやり方が本当にわからないのではなく
①「今まで教えてもらったやり方は、しんどいので、もっと簡単な方法はないですか?」
という意味で言っています。
もうひとつあります。お母さんからしつこく「勉強しろ」
と言われるので、それを言われないようにするために
②「やる気はあるけど、やり方がわからない。」
と言い逃れをしている場合です。
どちらが多いと思いますか? どちらも同じぐらいです。
①の簡単な方法はないですか?に対する答え
例えば、英単語覚えるのに
「毎日 何分も勉強して、読んで、書いて、テストして」これを何回も、何日もしなければならない。それは知っている。でもそれが面倒。1回で簡単に覚える方法を教えてください。」
そんな方法はありません。
京進 江坂垂水教室でするのは、その面倒なことを繰り返しさせて、習慣化するまで続けさせることです。そうです、習慣化させることが、一番いい方法なのです。
よく歯磨きで例えられます。
小さいころは歯を磨くのが面倒。お母さんに毎日「歯を磨きなさい」と怒られながらしぶしぶしていたと思います。
ところが、毎日で磨いていると、やがて習慣化して、だんだん歯を磨かないことが気持ち悪いこと。に変わっていきます。
習慣化すると面倒でなくなるんです。脳もそうなってくるそうです。(詳しくは、脳科学の本をご参照ください。京進顧問の池谷先生の本がお勧めです。)
この塾に来ると、最初は
・若いお姉さん、お兄さんのような講師に言われているので、やっていかないと恥ずかしい。
・勉強は嫌だけど、塾に来たら楽しいから。
という動機で、しかたなく宿題をすることになりますが、最初はそれで十分です。ここでは、楽しいけど 宿題、テストを繰り返しさせていく塾です。かなりしつこく、繰り返し、反復させます。
「そんなこともう知っている」ということでも、反復させて定着させます。知っているとできるは違いますから。
そうやって毎週通っているうちに、勉強のやり方が習慣化してきます。自分でできるようになります。前にも書きましたが、「素直に言われたことをする」のが一番いい勉強やり方です。
もうひとつ残った理由の
② お母さんに言い訳するために言う「やる気があるけどやり方がわからない。」への対処法。
お母さんが「勉強しろ」と言わないことです。
中学生以上になって、素直にお母さん言うことを聞く生徒はいません。
「勉強しろ」と言わないこと。これが一番です。今は「勉強しろ」と言い過ぎていると思って下さい。
「最近、塾行って頑張っているね。」これだけで十分です。
ご協力をよろしくお願いします。やり方は塾でしっかりと指導します。