単位制高校は要注意

塾を探している皆様へ

ほとんどの方は普通科に進みますが、単位制高校もあります。この周辺では千里青雲と槻ノ木高校です。

単位制高校と普通科の違いは、普通科は、全員がほぼ決まったカリキュラムで授業が進むのですが、単位制は生徒個人が自由に選択できるということです。大学のような感じです。

自分に必要な単位だけを選んで受講できるので、一見いいように見えます。

しかし、落とし穴があり、多くの生徒が実際にその落とし穴に落ちてしまっています。

落とし穴①必要な単位を取らず、楽しそうな好きな単位だけを取ってしまうこと。

 そうすると学校推薦にしても、受験にしても、大学を選ぶときに必要単位が不足しているとうことが起きています。生物を選択していなかったら指定校推薦の対象外になった。受験で数学が必要なのにとってなかった。楽しい単位だけを取って必要な勉強が抜けていた。

 こんな感じです。たくさんいます。

 

落とし穴②単位表に載っていても授業がない。

 これもよくあります。選択可能な授業として書いてあっても選択する生徒が少ないと授業が開催されず、受講することができない。という問題です。大学ぐらい人数が多く、かつ学年も無関係で選択できるなら、授業もできるのでしょうが、高校ぐらいの人数だとほとんど選択者がいないために授業がない。ということがおきます。それが必修の受験科目なら大変です。

 高3になって生物基礎が選択できない。地学が選択できない。物理がない。英語をもう一度基礎からやりたいけど基礎がない。よく相談を受けますが、とるものがなければ体育でも取って身体を鍛えておけ。体力は受験に大事。ということもあるぐらいです。

ということなので、よほどのことがない限り、普通科に行くことをお勧めします。

 

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