小学生はあくまでじっくり考えること

塾を探している皆様へ

小学生の間に効率のよい手っ取り早い成績アップを望んではいけません。

時間がかかってもいいので、1つの問題をゆっくり考えること。なぜそうなるか、ゆっくり考えて理解していくことを重視しています。

だから、たくさん進めることは優先していません。たくさんやらせるとやり方だけを覚えて、効率よく適当に答えを出すことが習慣になります。

小学生の間はそれでも点数は取れるし、わかった気になります。しかし、中学に行くとそういう子はもう学校の勉強についていくとができなくなります。

理解せずにやり方だけ覚える癖がついているからです。やり方だけ覚えると、小学生の間は覚えることが少ないので何とかなりますが、中学で覚えることが増えると太刀打ちできなくなるからです。

それがわかっているので、考えることを重視して指導しています。

進度はとても遅くなる時もありますし、急にわかって早く進むこともあります。それは全部たまたまです。急がせなくても早くできることもあれば、なかなかできないこともあります。

 

それと、もう一つ、小学生が気まぐれです。急に勉強のやる気がなくなったり、急にやる気になったり。やる気がない時期が半年続くこともあります。全然やってないように見えますが、毎週決まった時間に勉強する習慣は重要で、ある時から急にやる気になります。勉強が理解できた時はもちろんですが、学校で楽しいことがあったり、友達関係がなぜかよくなったり、勉強以外の要素も多いです。

やる気がなくなっているときは、ゆっくりです。やる気が増して来たらたくさんやります。やる気かないときに子供を叱ってたくさんやらせても無意味。何も頭に残っていません。

小学生は難しいです。焦らずにじっくり構えてください。ただ、続けていると誰もが必ずやり始めます。長年何人も見てきていますが、続けているとやり始めます。おおらかな目でお子さんを見てあげましょう。

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