発売から気になってましたが、読むのが遅くなってしまってやっと読みました。
読んでみると衝撃的でした。
前半はAIやAI技術の現状と将来性、限界についてかかれています。
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そして、AIができない分野がどういうものかを整理してくれています。
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AIができる仕事はAIに変わってしまう。
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そこで、人はAIにできないことをしないといけない。
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じゃ、AIができない仕事はどんな能力で、今の中高生はできるでしょうか?
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そこで、中高生の能力を検証してみましょう。
という流れ書かれています。
AIにできない人の能力って何でしょう。
それは
「読解力」
AIには読解力がない。読解力のある人はAIのできない仕事ができる。
AIが普及しても「読解力」があれば仕事がいくらでもある。
めでたしめでたし。
ではありません。
なぜ、「読解力」なのかは、AIの弱点を前半部分でじっくり読んでください。
AIには思考力がなく、確率・統計で処理しているとか。
衝撃なのはこの後半です。
さて、読解力があるかないか、中高生にテストしています。
結論は、20%前後の人しかAIに勝てない。
AIは読解が苦手。苦手だけど、現時点で80%の人に勝っている。
つまり、この80%の人たちは将来仕事がない。
おおざっぱにまとめるとこんな感じです。
各テストがとても面白いので、自分で読んでテストを受けてみるのがいいですよ。
どんなテストかを書いてしまうとネタバレになりますから、書けません。
テストの際は、適当にすると間違うので真剣に解きましょう。
前半は、ちょっと読むのしんどいと思う人は、とりあえず後半だけ読んでやってみてください。
それからあとで前半を読んでもいいかと思います。
きっちりデータとって説明してくれていますので、とても衝撃的です。
他にも
「中高一貫教育の指導方法は参考にならない」とか、これだけ聞くと「えー」って思いますが、説明がちゃんとあります。
しかし、中高一貫は否定していません。「中高一貫に入ってない生徒の指導に対して参考にしてはならない。」ということなど言ってます。