高1、高2の皆さんはこれから進路を考えていくかと思います。
最近の大学入試は60%以上が推薦などの制度を利用する入試に変わってきているのはご存じ通りです。
ただ、意外とまだ実情がわかってない方もいらっしゃいますので、少しご案内をいたします。
①指定校推薦は、高1~高3の1学期までの成績が関係します。(つまり、入試は高1から始まってます。かつ、事実上高3夏休み前で終わりです)
②指定校推薦で入れる大学は、高3の7月までわかりません。(去年はあったけど、今年はないなど、それがわかるのが高3の7月です)
③指定校推薦は成績だけではなく、出席日数など日常の高校生活の態度も影響します(学校が推薦するのですから、成績はいいけどよくさぼる子は推薦できないのはご理解できるかと思います)
④希望大学、希望学部の枠は概ね1人か2人です。(大学に10人の枠があっても学部が違っていたりします)
つまり、希望大学希望学部の1か2つの枠があるかないか、実際にわからない。しかも、枠が少ないので、自分より成績のいい生徒が、誰か希望したら枠はなくなります。
運よく枠があって、希望者がいなかったら、とれる。
こんな制度です。ご承知おきください。毎年、運がよかった希望大学に行けた。運が悪かった一般入試で受験しないといけない。希望ではないけど別の大学に行く。
こんな事態が発生しています。そういうものだと思っていてください。
ただし、運と言っても高1の成績が悪かったら最初から除外されるので、これは運ではなく実力でだめなんです。今からでも遅くはない。勉強しましょう。それしかない。