小6の保護者の皆様、まもなくお子さんが小学校を卒業されますね。おめでとうございます。
素直だった子、少々手をやいた。などそれぞれかと思いますが、無事に卒業できたとこは喜ばしいことです。おめでとうございます。
さて、当塾から懇談時にもお話させてもらっていますが、小6の保護者がこの時期にして欲しいことをご連絡したいと思います。
◎中学になったら自分のことは自分でするように子供に言っておくこと。
学校へ提出物はもちろんですが、学校からの連絡を親に伝える、自分自身の時間の管理、勉強、クラブなど、基本的にはひとりで決めたり、自分自身で管理して約束を守るように言っておくことです。
今から入学までの3か月間の心の準備期間ですね。朝出かけるときも、「中学生になったら言わないよ。忘れ物何かない?」「先生からの連絡持ってかえっている?」などです。
塾が言うようなことではない。と言われるかもしれませんが、これは、今後の勉強にかなり重要です。言われたことしかしない子、自分のことを自分で決められない子は、勉強をできるようになりません。中受験までなら何とかなりますが、高校受験、大学受験と進むにつれて、日常の時間管理、行動管理を自分でできることが必須になります。
時間は有限で、全員に中高6年間が与えられています。やりたいことを全部しようとすると6年では不足します。取捨選択していかないといけません。
でも、それを選ぶのは本人しかできないんです。勉強を優先するのか、クラブを優先するのか、その他の活動か。たとえ、勉強を優先すると決めても全部の勉強はできません。数学を優先するのか、国語、理科?どれか優先しないと全部できません。
クラブももちろんそうですよね。ゲームもしたいでしょう。友達や家族とも遊びに行きたいでしょう。
塾が勉強しろと言っても、親が勉強しろと言っても、クラブの顧問がもっと練習しろと言っても本人が決めないことには何も始まりません。
おそらく、最初は失敗するかと思います。勉強するっと言いながらダラダラしてしまって、中2まで成績が下がる。よくあることです。
しかし、そこで、保護者は手を出さないことが肝要です。本人が計画を修正して、どうするかを自分で考えないと道はひらけません。親が決めたらだめなんです。親が手取足取り指導してはいけないんです。
聞かれたら、答えてもいいですが、手取足取り先手を打ってはいけません。それをすると何もできなくなります。
中学に入ると親はがまんです。ただ、急に放り出したら戸惑うので、この年末年始に
中学に入ったら自分のことは自分でするように
と何度も言って、心構えを作ってもらいましょう。これが年末年始にしていただきたいことです。