中学生の場合ですが、平均点が下がっているから自分の点も下がっていて問題ない。
こう考えるのは間違いです。中1の1学期中間テストの平均点は400点弱。それが学年が上がるにつれて下がっていきます。
どうして?
そりゃ、だんだん難しいことを習うようになるから、わからなくなる子が増えるからですよね。
しかし、上位の成績の子は、平均点に無関係で得点を維持しています。わかって、できるから。
定期テストはだんだん難しくなると言っても、応用問題が難しい実力テストとは違いますよね。
習ったことを理解し、できるようになったかを確認する基礎のテストです。
その後、それがしっかり定着して、さらに応用することができるかどうかを見るのが実力テストや模試です。
だから、実力テストや模試で平均が下がっていたら、多少下がっていても問題ないでしょう。それを数値化したのが偏差値ですから。点数が下がっていても偏差値は維持できているはずです。
ところが定期テストは違います。単元ごとの確認テストのような位置づけです。定期テストの段階でできてないと実力テストや模試などはできるはずがありません。
定期テストでできないところは必ず次までにできるようにしておきましょう。
そうは言っても授業はどんどん先に進みますから、なかなか見直しができませんよね。
だから、季節講習が大事になります。
冬期講習、春期講習、夏期講習で学力のベースを作っていきます。
この塾では冬期講習の授業は毎回テストして、理解度、定着度を上げていきます。「テストで記憶を定着させる。」
脳科学の基本を取り入れています。