中学に入ってからは、勉強方法を変えないといけません。
お子さん自身も、中学に入る前に多くの人からアドバイスを受けると思いますが、生徒本人は、聞いてないのが実情のようです。
世の中にアドバイスは出回っていますので、耳にしないはずはありません。小学校の先生、中学の先生からも、卒業、入学前後でアドバイスがあるはずです。
たくさんのアドバイスがあり、どれも大事なことなのですが、聞いてません。
どうしてでしょうね。
それは自分のことだと思ってないからです。やらないといけないことは、お母さん（お父さん）が言ってくれる。こう思っているので、聞いてません。
一番大事なことは、子供が自分で外（他人）からアドバイスを自分で聞くようになるということです。
つまり、
自立する
というこです。具体的な行動のアドバイスはたくさんあって、それは参考していただけるといいのですが、一番大事なことは「自立」です。これがないと何もできるようになりません。
親が「がみがみ言ってって勉強」させても、「強制的に閉じ込めて勉強させる塾」に入っても結果は同じです。子供からしたらその時間を耐えるだけですからね。多少は点数はあがるでしょうが、その場限りです。
中学に入ったら自分で決めて、自分で実行する。
これが一番大事なこと。小6のご両親は、お子さんに対して、このことを徹底して言ってもらればいいかと思います。
1回や2回言ってだけでは耳に入りませんよ。これから中学入学まで、何か指示をするたびに言うことです。
「中学になったら自分で決めるのよ。お母さん（お父さん）はもう何も言わないから」
これを言い続けて自覚を持たせてください。
そして、中学に入ったら本当に何も言わないことが肝心です。子供から聞かれたときだけ
「こういう方法もあるよ」とアドバイスするのがいいでしょう。聞かれたときだけです。小言も言ってはいけません。
「この子は親が言わないとできないんです。言われたらやる子です」
このセリフはよく聞きますが、実際には言われたことはやりません。とりあえず小6までは言ってもいいので、思う存分言って最後に「中学生になったら言わないからね」をつけ足してください。
小学生の間に何も言わずに急に中学生になって放置したら、子供からすつと言われなくなった理由がわかりませんから、悪い結果になるかもしれません。そこも注意ですね。
よろしくお願いします。自立できている子は中学生から伸びていきます。自分で試行錯誤しながら勉強方法を自分で学んでいきます。これが一番いい成績アップの方法です。
