小学生から中学生になる時に一番変わる勉強方法は予習です。
小学生までは予習は不要でした。中学生は予習必須です。予習なしに学校の授業を受けて、「学校の先生の説明がわかりにくい」などというと先生がかわいそうです。
そういう子は
「塾の先生の授業はわかりやすかった。」と言います。
当たり前です。
学校授業が予習になったから、あとで聞いた「塾の授業がわかりやすい」のは当たり前なんです。
先生の能力差ではありません。(少しはあるかもしれませんけど)
それなら、学校の授業が予習。塾が復習でいいじゃない。
とも思えますが、そうでしょうか。
時間を考えてください。学校は毎日6時間勉強します。6時間ですよ。そこで得られるものが、ほんの少しの予習レベル。
これはもったいないですよね。中学生の予習は、1科目1週間で1時間程度でいいです。
次は何を学ぶか、それを学ぶために今まで習った何を使うのか。何を発展させるのか。
これだけ抑えておけば十分です。そうすると学校の長い授業が役に立つようになります。
学校が予習、わからなかったから塾で学び直し、
このパターンだとどんどん遅れていきます。生徒本人は真面目に勉強しているのですが、どんどん遅れていきます。
変えましょう。
予習をして学校の授業を聞く。まずこれが最初にすることです。