金銭的な問題で大学進学を選択できないご家庭があります。
しかし、大学に入る能力があるのならぜひお子様には進学を薦めて下さい。
各大学には独自の給付型の奨学金もたくさんあります。
各自治体でも奨学金があります。
たくさんあるので調べるのは大変ですが、せっかくある制度です。しっかり調べて利用するようにしましょう。
金銭的な問題の多くは解決できるかと思います。
大学が入学者から回収したアンケートでも、「奨学金給付の対象になる」ことを知らなかった。
という答えが一定率あるそうです。これはもったいない話。
給付型が受けられたら一番いいのですが、もし、ダメでも有利子型の貸与なら多くの人が受け取ることができます。
そんなの高校でも大学でも聞いているので知っているよ。と声が聞こえてきそうですが、
この奨学金で意外と知られていないのがその利率です。
パンフレットには「3%を超えない」と書かれています。そのため、なんとなく利率が3%ぐらいか。
と思ってしまうようで、申請をしない学生がかなりいるようです。
もう一歩進んで利率を調べて見て下さい。
なんと、基本月額だと0.14%です。
増額分にしても0.34%。
基本月額で12万円まで借りられます。4年間で576万円も借りることができます。
0.14%ですから、卒業後の返済初年度で、年8,000円程度の利息です。
576万円で8,000円の利息ですから、無利子とほとんど変わりません。
金銭的な問題で大学に進学できないのは、とてももったいない話。
積極的に利用しましょうね。
大学により時期は多少違いますが、GW前後で募集が始まってます。
大学に入る前に、奨学金が受けられるかどうかが分かる「予約制度」もあります。
有利子奨学金の方も検討に加えて、金銭的な理由で大学進学をあきらめないようにしましょう。