冬季オリンピック真っ最中ですが、とても学ぶべきところが多い大会となっています。
スキージャンプのスーツ問題。
スノーボードの判定
毎回、毎回もめるショートトラックのスケート、パシュート
ノルディック複合のジャンプと距離の得点の割合・・・・・表ざたになっているもの、なっていないのも含めて問題だらけです。そうは言っても今に始まったことではなく、いつもこんな感じです。
学校で皆さんはルールを守りましょう。
これを大事なこととして、学んでいきますが、実際にはルールは作ったもの勝ちです。
女子ジャンプなどあからさまに日本人が勝てないようにルール改正が続いています。
ジャンプのスーツ問題は日本だけの問題ではないようですが、ルールがいかにあいまいか。よくわかり事例ですね。
ノルディック複合もあんなに強かったのにルール改正で日本人が勝てなくなりました。
審判を自分の国で固めた時点でその国が有利になるんです。その国の勝ちなんです。
日本人選手は、その中でも好成績をあげているのですから、素晴らしいことです。
しかし、ヨーロッパチームはルールの中で勝てるように努力することもしていますが、ルールそのものを変える努力は、さらにすさまじいものです。少しでも自分たちに有利になるように策を練ってます。
ここから学びましょう。ルールは作る側に回らないといけないのです。
新しい競技を同じような目線で見てください。まだ協会の力が特定の国に偏っていないせいか、日本人が勝ちやすくなってます。そういうことなんです。
話はガラッと変わりますが、ビジネスの世界でもアメリカが世界標準などと言ってアメリカ企業がルールを押し付けてきます。
みんなそれが当たり前だと思ってますが、実は全然違います。こちらが有利な、取引上強い立場であれば、当然自分たちのルールで取引が可能になります。
ところが、せっかく自分たち有利なルールで取引をしているのに、世界標準はこれだと、変にグルーバル化した社員がじゃまをしてきます。グルーバル化を勘違いしているのですね。アメリカ人の言うことがグローバル化などと思っています。相手が同意(いやいやですが)しているのに、社内の人間がグローバルの名のもとに邪魔をしてきます。今でもよくあるかと思います。
地球温暖化の取引やISOなどの規定も同じです。
繰り返しになりますが、
ルールは作った側が勝ちです。
冬季オリンピックでメダルをたくさん取るには、大会役員にたくさん人を出して、ルールを作る側に回らないと無理なんです。ルールの中で努力する場合もメダルは取れますが、ほんの少しです。
冬季オリンピックから学びましょう。
さて、これから皆さんが、世の中でルールを作る側になるにはどうするか。勉強して、自分の能力を高めるしかないです。