出口汪先生の論理エンジン勉強会へ参加

京進で学ぶ勉強のやり方

日曜に引き続き、月曜も研修会でした。

今日は、私の勉強会。

 

出口汪先生本人から教えていただける「論理エンジン勉強会」です。

生徒には1日10時間以上勉強しろ、と言ってますが、たった2時間の勉強会で、疲れました。生徒って頑張っているんですね。

 

京進は、出口先生の手法を用い、小学生向けに「論理ing」という講座を実施しています。京進全教室でとても好評で受講者が急増しています。

今回の研修で、常々疑問に思っていたことが解明できました。(今頃遅いと言われるかもしれませんが)

江坂垂水では、以前から、論理エンジンの手法は取りいれています。

 

ところが

①中学生への指導ーーーーー→「授業ではできるようになるが、実際のテストでは同じことができない。」

②高校生へのに指導ーーーー→「論理的に答えを出せるようになっているが、現代文の模試の成績が下がる。」

ということが起きていました。

 

出口先生より

①論理的な思考ができるようになったとしても、今まで長年やってきた自分のやり方が楽だし、やり方を変えるのが怖い。だから、実際のテストでは、変えることが怖くなってしまい。今まで通りのやり方でテスト受けることが多い。

わかるだけではなく、トレーニングを増やして自分のものとして定着させないといけない。英語、数学なら皆さんそれが必要だとわかってトレーニングをさせるが、母国語である国語ではトレーニングを怠っています。特に中学生に対して学習塾は、英語と数学にしか力を入れていない。

だから定着しないんです。

 

②論理的に正確に作者の筋道を読もうとすると、最初は読むのに時間がかかる。最初に成績が下がるのは当然のことです。今まで適当に読んでたから早く読めているだけです。読み方が適当なので、正解したり、間違ったりする。そしてたまたま正解した得点が自分の実力と思ってしまう。正しく読もうとすると最初は時間内に読み切れない。

読み切れないから習い始めは点数が下がるんです。

こちらも同じ、定着するまでトレーニングをしないと効果はでない。論理エンジンは短期的に得点を上げるものではない。

 

とご説明いただきました。

とても納得しました。

私は、過去のブログ(つい最近も)に記載しましたが、解法手順は高3で覚えればいい。という見解でしたが、ことごとく否定されてしまいました。

悲しいですけど、出口先生の方が正しいです。さっそく私も取り入れることにします。

 

国語(現代文)は早めに始めましょう。

高1生にお勧めします。正しい論理的な読み方を知った上でトレーニングしないといけません。

わかるだけではなく、できるようにするには時間がかかります。英語、数学同様、国語も同じです。

 

これ以外も多くの指導方法や考え方を教えていただきました。読めない生徒はどこをどう読んでいるか。などできない生徒の思考も解説いただきました。とても密度の濃い2時間でした。国語の授業に取り入れていきます。

 

中学生、高校生から始めても遅くないです。社会に出てずっと役に立つ能力です。高校までにマスターしたら、生涯役に立つ強い能力を手に入れたことになります。

小学生は自己流の読み方で固まってしまう前に学習することになるますので、正しい方法を素直に受け入れ定着します。

 

小1~小3は 週40分で十分です。

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高校現代文は

 

中学生は、どうしても英数かな。週3回通えるなら国語を受講して下さい。(セミナーで学んでませんね。怒られそうです。)

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