京進が選ばれる理由その2 自分のペースで無理のない通塾
当塾もそれを宣伝しています。
クラブが忙しい、他に習い事がある。学校の宿題もいっぱいある。
家の手伝いが忙しい(最近はこういう人はいないかな?)
そこで、個別指導を使って好きな曜日、好きな時間で授業を受けることができる。
宿題の量もできる範囲に調整し、あまり無理をさせない。
最初はこれがとてもいいんです。
塾に入る時はとても意欲があり、少し多めの宿題もがんばってやります。
ところが、ところが、1,2か月してくると入塾した時の勢いは少し落ち着くことになります。
その時に多すぎる課題があると挫折し、やる気を失っていきます。
そのタイミングで宿題を少なくし、できる量だけにし、
継続して勉強することを優先
した授業と宿題管理を行うようにします。
そうするとまた続けられるようになります。
自分のペースで無理なく続ける
これは、いいですよ。全く無理をせず、楽に続けられます。
マラソンでいうと、まずは、自分のペースというものを知って
完走する。
これが最初の目標ですよね。
私は最長でハーフマラソンにしか出場したことがありませんが、完走するには自分のペースをきっちり守ることが大事です。
今日は調子よさそうと前半飛ばすと後半とんでもないことになってしまいます。
ランナーとしてはレベルは低いですが、完走できるようになると楽しいですし、一定の体力もついてきます。
勉強も楽しくなるし、学力もついていきます。
無理せず、この状態で楽に続けていくことも一つの考え方です。
マラソンだと、完走できるようになると今度は少しでもタイムを上げたくなってきます。
でもそれをするかしないかは自由です。趣味ですから。
ところが残念ながら
勉強の方は、ここで終わっていてはいけません。参加したくないかもしれませんが、
受験は競争です。
ペースを上げて行かないといけません。
マラソンはどうするか自由ですが、たいていの人は、タイムを上げたくなってきます。
よし、次は1時間50分が目標(ハーフで)と気合が入ります。
ところが、ここで
お前は、ハーフマラソンごときで2時間もかかっているんだ。何やってるんだ。
そんなタイムで走っても意味ない
なんてまわりから言われようなものなら、嫌になってしまいますよね。
せっかく、気合入っているのに。
実際には、そう言ってくる人もほとんどいません。皆さん応援してくれます。
大してすごくないのに「すごいな」とたいていは褒めてくれます。
そうすると調子にのってしまいます。
多くの人は、このあと、フルマラソン、100キロマラソン、トライアスロンとレベルを上げて行きますよね。
どこかで落ち着きますが、果てしなく突き進む人が増えてきます。
ところが、勉強になるとこういうことを平気でいう人がたくさんいます。
そんな点では役に立たない。もっとやる気を出せ。
これを言われるとつらい。
今は最初の目標である
自分のペースが確認できたところです。
よし、次は〇〇位、偏差値〇〇、定期テストで〇〇点と
気合が入ってきたところです。
その時に、「そんな点では役に立たない。バカか。もっとやる気を出せ」って言われてやる気を出せる子供はいませんよね。
このタイミングで声をかけるなら
すごい、勉強すようになったね。頑張っているね
です。
心配しなくても、勉強のペースがわかってくると、自分で目標を持つようになっています。
口には出しませんけど。(これが問題かな)
ところが、ここで、本人は、
ペースアップしたいのですが、
どれぐらいペースを上げても完走できるのか
現時点でこの成績、この順位なら何位ぐらいでゴールできるのか?
なかなかつかめませんし、わかりません。
今のペースだと遅すぎないかな。でも早すぎるとしんどいし。
このペースで、いいのか悪いのかわからないので不安になってきます。
マラソンには、
3時間でゴールするペースの人
3時間半でゴールするペースの人
というように
ペースメーカー(ラビットとも呼ばれます)
と呼ばれる人が走ってくれていて
その人についていけば、目標タイムでゴールできるという素晴らしいシステムがあります。
受験でいうと我々のようなものです。
ゴールを見据えて、ペースを守ります。少し頑張ってゴールできるペースを作ります。
最速のペースが希望ならそのペースで誘導し、「ここからラストスパート」との勝負どころを指示します。
新中3生、新高3生は、それぞれの目標のペースに上げて行きますよ。ついて来てください。