豊津中、吹田第1中、吹田第6中の皆さんへ
やる気が出たら勉強しようとか、やる気がないから成績が上がらないと思っていませんか?
はっきり言って間違いです。
成績をあげるためにやる気は不要です。
脳科学で証明されていますが、「やる気」は本来存在しません。
やり始めたらやり続けようとするだけなのです。
このあたりの脳科学本はたくさん出ていますので、どれでもいいので読んでいただきたいと思います。
もちろん京進は池谷先生の本をお勧めしています。毎年、京進の教室長は、池谷先生に、最新のデータと最適な勉強方法を指導していただいています。(脳をだまして「やる気」にさせるなども書いてあります。)
保護者懇談でもご案内していますが、子供が
「よーし、やるぞ、今日はバリバリ勉強するぞ、何時間でもできるまで頑張るぞ!!!!」
とやる気満々で始めることなんてありません。(たまにはあるかもしれませんが)こんなことになると変です。
何か別の問題がないか疑った方がいいかもしれません。(「失恋」とか「友達関係」とか)
これが「やる気」だと言って待っているなら、年に数回しか勉強しないことになります。
待っていても来ないものを待っているから勉強が始められなくなります。
保護者も同じです。子供が勉強しているところを見ても
「やる気を感じられない。」と思います。それで、不安になったり、子供に怒ったりしてしまいます。
やる気などそもそもない。そう思ってみているいいですよ。
机に向かっているだけで
素晴らしい!!!
と思えます。それでいいのです。
やる気を期待するのではなく、淡々と、毎日決まった時間に机に向かっていればいいのです。
とりあえず、最初は机に向かう。そもそも机でなくてもいいです。うろうろ歩きながら単語帳を広げる。
とにかく始める。
これを続けるだけでいいのです。
これを1年続けたら誰でも勉強ができるようになります。
そんなことで、と思うかもしれませんが、できない生徒はやってません。できる生徒はやってます。
簡単なようで、これは難しい。どうして続かなかったのでしょうね。
今まで続かなかったのは
やる気がでるのを期待していたからです。
やる気さえ期待しなければ実行は簡単ですよね。
今すぐ始めましょう。
と、ここまではいいですし、実行できるのですが、ちょっと問題があります。
自分の能力をコツコツあげるためには、これで十分です。
しかし、残念ながら入試は競争です。自分が勉強ができるようになっても、回りがもっと勉強すれば、残念ながら偏差値が上がるかどうかはわかりません。
勉強はできるようになっていますが、回りよりできるようにならないと成績は上がらないんです。
でも、気にしないで実行して下さい。とにかく、自分が成長できます。
では、成績が上がるまでに持っていくにはどうしたらいいでしょう。
1日24時間、これは皆さん平等にあります。できる生徒はこの時間のかなりを勉強時間に使っています。
だから、かなり長く勉強しても、同じ時間勉強していることになるだけで追いつけませんよね。
(大学入試までには1チャンスあります。皆が勉強しなくなる「高校入試直後から高1の1学期です」。これは別途)
ここで登場するのが我々です。
①どうすれば暗記できるかを知らずにやみくもに覚えようとしても時間がかかります。
②どこが理解できていて、どこが理解できていないか、自分でわかっていないと何から始めていいかわかりません。
⓷ひとりで続けるのは難しくても、先生が毎週励ましてくれたら続けられます。
④目標校に達成するための道のりがわかります。(このペースで続けて目標に達成できるかどうか)
・・・
成績をあげるためには、継続が一番大事なのは間違いないです。その努力を無駄なく、効率よくするのが、我々です。成績を上げるためには、あなたに何が適しているか見極める目が必要です。
勉強方法はたくさんあります。ただ、中学生が、自分にはどれが合っているか自分で見つけるのは大変です。試行錯誤しているうちに時間がたってしまいます。
(注:高校生ぐらいまでには、自分なりの方法を見つけ出すことが大切です。)
一緒に始めましょう。ただ、始めるだけでいいのです。