豊津中、吹田第1中、吹田第6中へのお知らせです。
夏期講習に関し、ご質問が多いため、再度ご案内いたします。
皆さんが一般的に想像されている「集合塾の夏期講習」「予備校の夏期講習」「一般個別指導塾の夏期講習」
と仕組みが大きく違うため、少し分かりにくいようです。
できるだけ簡単な説明を試みますと、「個別指導+自学自習指導」の
(かっこよく言うと)ハイブリッド授業です。
①まず、第一の違いは、「短期講習ではない」ということです。
中3、高3なら2か月(60日)、他学年は40日間の勉強をスケジュールします。
②第二に、「授業時間だけが勉強時間ではない」という考え方です。
英語を40日で10回受講した場合、連続10回ではなく、間に宿題や演習を加えてスケジュールします。
授業1回目→宿題演習(2~3日)→授業2回目→宿題演習(2~3日)
という授業スケージュールになります。
授業と授業の間の日に、何をどれぐらい勉強する必要があるかという指導を行います。つまり、
自学自習指導を行います
⓷さらに、英数のみ授業を受講していても、理社国の自習指導(映像も含む)を行います。もちろん授業受講いただいた方が効果的に学習できますので、中3は授業を受けることをお勧めしています。
こういう授業ですので、短期間に5日連続して受講していただくのではなく、夏休み中に継続して授業を受けてもらいます。
繰り返しになりますが、短期で知識を詰め込んでも使えるものになりません。塾の授業があるなしに関わらず
夏休み中継続して勉強する
というスケジュールで指導いたします。
もう一度考えてみましょう。中3の総復習を10日間でしたらどうなるか。
10日間がんばった、今日は最終日、
どうなっていると思いますか?
初日の授業内容を、ほぼ忘れています。
最終日をまたなくとも、5日目ぐらいには忘れているでしょう。
その時その時の授業では、わかったつもりになります。しかし、決してその知識を自分で使えるようにはなっていません。
想像できると思います。
短期講習が役に立つだろうと思われるのは、次のような生徒です。
ほぼ完ぺきに近く知識が身についていて、もう一度細かな点をおさらいする
例えば、大学受験で浪人している予備校生などでしょう。すでに全部勉強を終えているがもう一度確認する。というレベルです。
こういう生徒は、集中講座は効果的です。知識の欠け短期間で見つけ補うことができます。
しかし、ほとんどの方は、そこまで完成していないと思います。
集中講座ではなく
授業と演習と自学自習を組み合わせて、確実に定着させる
ことが大事なのです。
効果的な勉強のしかたは、皆さんの現在の力によって変わってきます。
成績トップの生徒と同じ勉強方法では、成績を伸ばすことができません。
こういう考え方の夏期講習です。
わかりやすかったでしょうか? 面談で具体的にご案内したいと思います。
1コマの授業だけではなく、ここに通われていることに価値がある塾です。