先週土曜日に、3年前に卒業した生徒のお父さんから赤本の寄付をしていただきました。
ありがとうございます。
お住まいは少し遠いのですが、高2~高3と2年間、30分ぐらいかけて通ってくれていました。
近くに来る予定があったとのことで、家に残っていた赤本を持ってきてくれて、近況報告をいただきました。
近況きいて驚きました。
お子さんは、高2の時まで、とても勉強嫌いでしたね。「こんな勉強して何になる」と文句ばっかり言ってました。高3になって少しがんばろういう気になり、公募入試で大学に合格、進学した生徒です。
「もう、就職ですね。早いですね。」
「実は大学院に進むと言い出したんですよ。大学に入って勉強が楽しくなったと言い出しました。私も驚いてます。」
あんなに勉強嫌いだった生徒が、なんと、大学院!!!
信じられませんでした。
受験の時には
「大学は名前があるとこがいい。学部なんてどうでもいい。どうせ勉強しないし」
という感じでしたが、比較的興味がある学部はありました。
「とにかく少しでも興味がわく学部に行かないと大学で面白くないし、大学行く意味ないよ」
などの話をけっこうしていたんです。
入試直前になって、
合格優先で学部を変えると言い出したので、
「希望の学部にした方がいい。大学に入ってから興味がなくなるから」とアドバイスしていました。
結局、学部を変えずにチャレンジして無事合格。
それがよかったようで、入学後に興味がわいてきたそうです。
お父さんからも「あの時止めてくれてよかった。あのまま興味ない学部に入ってたら、大学を中退していたかも」
と言ってくれました。
結果的にとてもよかったです。でも、まさか大学院に進むなんて、とっても驚きです。