入試相談基準を引き上げて、志願者を意図的に減らそうとした
追手門学院高校
昨年2019年度入試の志願者 1,338名
今年2020年度入試 721名
と大幅減。これは意図した以上に減っていると思われます。新校舎人気で一気に入試偏差値を上げようとしましたが、定員割れの危機です。
1.5次入試を急遽実施しますが、私立の1次に合格している生徒は受験させない。となっていますので、そんなに集まりませんね。
さすがに、無理やり集めて、他校から引き抜いてひんしゅくを買うのを恐れたのでしょうね。
しかし、少数精鋭で3年後に実績を出せば、復活するでしょう。
来年度、基準をさげて生徒数を確保するのか、少数精鋭で学校のレベルを上げることを重視するのか
見どころです。
同じく新校舎の
大阪学院大学高校
2019年度 1,096名
2020年度 1,185名
こちらは最初から教室を増やして生徒数確保を優先していますので予定通りの微増。
先日もうひとつ注目と言っていた
大阪高校
2019年度 1,766名
2020年度 2,062名
と大幅増。こちらは、地道な活動の成果と言えます。アジアの大学への進学や(今ではたくさんの高校でありますが)探究授業を先駆ける活動の成果ですね。
教室的には余裕があったはず(多分、忘れてしまいましたが)
もうひとつご紹介
大阪青凌高校
も駅前に校舎を移転し便利になります。教室数を増やすのではなく、生徒数は現状維持の方針のはずでした。
ところが
2019年度 867名
2020年度 1,212名
少人数でていねいな教育が方針のはず、意図に反して増えています。教室も不足するのではないかと心配してしまいます。大丈夫でしょうか。