小学低学年のお子様には

塾を探している皆様へ

小学校の低学年のお子様にとって大事なことは、勉強を嫌いにならないことです。

何度か書いていますが、小学生の低学年は成長の度合いが違います。少し早めの子、ゆっくり目の子、4月生まれの子、3月生まれの子。大人になれば1年ぐらいの差は大した差ではないのですが、この時期の1年は大きいですし、同じ月の生まれでも1年ぐらいの差があります。

ですから、小3で算数ができなくても、嫌いにさえならなければ、中学までに得意になる可能性があります。別に今繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算ができなくてもなんの問題もありません。

この時期の成績と将来の成績は無関係です。

大事なのは今できていないと責めないこと。叱らないこと。怒らないこと。焦らせないことです。

多少できなくても「そのうちできるよ」と笑って楽しく取り組んでください。

塾の授業も無理にできないことをさせません。学校のテストが満点になるように指導はしません。

 

塾でしているのは、何ができていないかチェックしておいて、後から定期的に何度も戻り、本人が気づかないままできるようにしていくことです。

本人は、前にこの問題が解けなかったことは覚えていません。

個人差はありますが、大体、4,5回繰り返せばできるようになっていきます。学校の勉強より少し遅れるかもしれませんが、苦手意識さえもたなければ卒業までに追いつきます。

いや、それでは学校で勉強がわらなくなるのでは?学校のテストが悪かったら苦手意識を持ってしまうのでは?と思われると思います。

その通りです。いくら大丈夫だと言っていても学校で50点、30点など取っていれば友達と比べて苦手意識を持つかもしれません。

そういうご心配があるようでしたら小1からの通塾をお勧めします。小1って塾で習うようなことではない。と思われますよね。そうです。その通りです。しかし、少しづつ学校に先行して進めていきます。

わからなくなってから戻っているとどうしても学校の授業より遅くなりますが、先に始めていると先行できますから、学校で習うまでにわかるように、できるようになっていきます。

学校より先行した授業をするだけなら、何とか式などありますが、ここでは

作業の繰り返しで覚えるのではなく、考えて理解する習慣をつけていきます。作業で覚える勉強を続けると小3ではもう考える力を失ってしまっています。小3ならまだ何も考えなくても答えは出せるからです。そうやって数学ができない中学生となっていきます。

当塾では、考える算数の教材を副教材で使っていますが、考えることができないくなった子は小6でも(高校生でも)小1の問題ができません。考える習慣になった子は小3でも小5、小4でも小6レベルがの問題が習っていないのに自力でできるようになっています。学校のテストではその差が見えません。しかし、考え方抽象的になる中学の数学を始めると明確に差が出ます。

そして中学で数学が苦手になればもう中高6年間で取り戻すことは不可能に近いです。(まれに頑張れる子はいます)(もしくは、中学生以降は何とかわかるところを増やして目先の点を取れるようにする勉強になってしまいます)

低学年の間は、慌てず、焦らず、楽しく、そして塾や親の方でそれとなくできなかったところを復習していきましょう。

 

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