中国が日本からの海産物の輸入規制をしています。そして、日本としては、科学的根拠に基づかない規制である。中国の規制は問題である。と主張。
これは私も意義ありません。
さて、ここで、ネットでいろいろ情報を調べてみると面白いことがわかります。
かつて、狂牛病が流行ったとき、日本はアメリカからの牛肉の輸入に関し全頭検査を要求しました。
ヨーロッパなどは科学的根拠に基づき全頭検査を廃止したのですが、日本だけが継続していました。
問題が違うので単純に比較できませんが、当時のアメリカの牛肉業者は、今の日本の海産物業者と同じ気持ちだったでしょう。記事を読むと「科学的に安全が証明されているのに日本は輸入規制している。」と主張しています。日本は「安全が保証されていない。」と主張しています。
だから、中国の輸入規制が仕方がないという意見ではないですよ。勘違いせずにお願いします。
単に立場が変われば主張が違う。というのが興味深いというだけです。今度、日本が輸入する立場で何かの問題が起きた時に科学的根拠で対応できるのかな?と思った次第です。
マスコミや流言に騙されずに自分自身で科学的根拠が理解できるようにしておきましょう。