高3での選択科目を考えている時期ですね。
受験科目がはっきりしている学科は問題ありません。しかし、毎年のことですが、看護学部志望生は悩むところです。
下記は、受験科目例です。一般入試をベースに作成していますが、2018年、2019年度入試が混在していますので正確なものではありません。ご了承ください。必ず志望校を自分で調べてください。下記以外にも様々な入試方式が存在します。
考え方として、まず
第1志望の学校の受験科目に合わせます。当然ですよね。
第1志望と滑り止めの科目が一致していると問題なし。科目減で受験できるなら問題なし。
ところが、次のようなことがおきてしまいます。
大阪医科大と摂南大を併願しようと思うと
大阪医科大は、英国
+{(化基+生基)or(数学)}
摂南大は、 英国
+(化学 or 生物 or 数学)
併願するには
①数学
②生物基礎、化学基礎、化学(生物でも可)
を選択に入れておかなければなりません。理科3科目勉強はきつそうです。
でも数学苦手だし、どうしよう。どちらかの大学をあきらめようか。
と言う選択を高2で迫られてしまいます。
一覧表を見ると数学は万能に見えますが、今度は京都橘大A日程が受験できなくなります。調べて見るとA,Bはほぼ同数の合格者が出ているようです。それなら
B日程のみのチャレンジでOKとしょうか
でも、第1志望ならA,B両日程でチャレンジしたいですよね。
どうしよう。1年で成績はどうなるかな・・・・
それなら、あまり大学にこだわらずに英国に科目を絞って勉強して、各大学の2科目入試を狙う方法もありますね。
これなら科目も絞れるし、選択肢も多い。でもやっぱり第1志望は譲れない(どこかのキャッチコピーになりました)。
もっと極端に、英語が苦手なら、思い切って英語を捨て、大和大、金蘭千里大、関西医療大などに絞る方法もありますが、選択肢が狭くなりすぎるので、これはお勧めしにくいです。
このような感じで、看護学部だけはある程度大学を意識して選択科目を決めておかないといけません。
加えてAO,公募,後期,センター利用などもあるので、複雑怪奇です。
他の学部も同じです。
後悔しないように志望大学はしっかり調べておきましょう。
注意)2018年度、2019年度の混在データです。省略した項目も多いのでこの表は信用しないでください。必ず各大学の資料で確認をお願いします。志望校をこのようにして検討して下さいという例です。必要な大学をもっと詳しく調べましょう。