かわいそうですが、現在の高校2年生が入試改革の初年度です。
いまだに不確定要素が多く、見えない、見えない。そんな感じですね。
それでも悪い話だけではありませんよ。現在の高3生が浪人を嫌うので、浪人生が極端にすくない入試年度になりそうです。
これはラッキーです。こんなチャンスは二度と訪れてきません。
改革年はとても不安ですが、変化は常にチャンスです。
きちっと情報を集めて冷静に対処したら大きなチャンスが得られます。
国公立でも推薦入試(学校推薦型選抜)、AO入試(総合型選抜)()内は新名称です。
が増えてきます。
一般入試でも内申書、志望理由書などを使う合否判定が加わります。
記述式、志向型問題が増えてきます。
しかし、ここばかりに目を奪われていては間違った対策をしてしまいますよ。
絶対に忘れててはいけないのは、
従来型の知識・技能は同じレベルで必要である。
という事実です。
今回の入試改革は、知識・技能はいらないとは言っていません。
知識・技能に加えて、思考力、判断力、表現力なども評価する。
ということです。
要するにやることが増えたんです。
大変ですよ。英語も読み書きが不要ということではなく、
読み書きに加えて、スピーキング、リスニングが増えるのです。
小学校英語も導入で大学入試での必要単語数も大幅に増えたと以前ご紹介しましたが、本当に増えるだけです。
もう大変ですね。
調査書重視だから、思考力重視だから知識は不要というとではないんですね。
そこを勘違いしないようにしておきましょう。
そうすると何をしたらいいかは一目瞭然、増えるんですから、今までのことは今まで以上に早く習得しておく必要があるということです。
英検もGTECも高3の1学期にはテストがあります。
高3の1学期にもう入試が始まるということです。