看護師になるには大学に行った方がいいのか

この質問をたくさんいただきます。

 

まず、この質問をされる方は

①専門学校の方が3年で終わり、早く仕事ができる

②専門学校の方が学費が安い

③大が受験勉強をしたくない

というこの3つが背景にあります。

 

つまり、結論ありきの質問です。欲しい答えは

①専門学校は実習がしっかりしていて実務的なので即戦力になっていいよ

②専門学校と大卒で初任給は少し違うけどほとんど差がないよ。

だから「専門学校への進学で問題ないよ」

 

この答えを期待しての質問です。ネットの口コミなども多くがこんな感じです。

 

結論ありきで聞きたい方は、私が何を言っても聞いてくれませんので、この結論でいいと思います。

私も看護師経験ゼロ、現場も知りません。看護師になった人とか、看護大学の教授に話を聞くぐらいです。実際のところは知りませんので、特に強くは言えませんし。

 

ただ、言えることは、

・今後看護は、AIの発達、外国人労働者の増加などの影響で大きく変わります。

専門学校や大学で学んだ技量は、すぐに陳腐化してしまいます。これは看護師に限らず、どの業界でも同じですよね。

 

専門学校や大学で学んだことは、卒業後、何年かは使えるという技術です。変化が遅い時代は、それで一生働ける時代もあったかもしれませんね。今まではそうでしょう。ところが、世の中の変化は早くなっており、今後は、どんどんあたらいい手法、技術が生まれ、導入されていきます。

つまり、専門学校でも大学を出ていようが、一生使える技能ではなくなっていると言えるでしょう。

卒業後も新しい手法や技術を学び続けることが必要になってきます。

 

それでは専門学校と大学で何が違うのか?

大学はその学び続けるための、基礎、教養、学び方などを学ぶことです。今後も勉強を続けるために「専門分野の勉強のやり方を学ぶところ」です。

 

看護師で、2,3年働いたらそのあとはやめよう。ということなら、専門学校でいいでしょう。

しかし、

仕事としてずっと続けたい場合は、大学、大学院へ進学することをお勧めしています。

 

「勉強続けるのは嫌い」と思うでしょうが、それは数学、古典、化学、現代文、英語などの教科の勉強でしょう。

 

看護師になりたい人が看護に関する勉強をすることに苦痛はないでしょう。むしろ「楽しい」のだと思います。楽しいと思わないなら看護師にならない方がいいでしょうね。

ケーキを作るのが嫌いな人がパテシエになる勉強は嫌いだと思いますが、パテシエになりたい人は、ケーキ作りを学び続けることは大好きですよね。

「何十年も変わらね味」というのもいいのかもしれませんが、新しい素材、新しい調理器具、新しいデザイン、味など求めて研究し続けると思います。そもそもそれが好きですからね。

 

好きな職業での勉強ですから、続けられるはずです。

 

大学に入るために一時嫌な勉強もがんばらないといけませんが、高校の勉強は、好きなことを続けるために必要な基礎学力をつけるところです。そう思って合格できる基礎学力をつけていきましょう。

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