公募入試が始まっていますが、皆さんやたらと倍率を気にします。
確かに応募者が増えたら難しくなりそうですが、こういうからくりがあるのも知っておきましょう。
下記が昨年の関西の大学の募集人数と志願者数です。
この表は募集人数に対する倍率ですので、合格者の実質倍率という意味では正確ではありません。しかし、昨今は募集人数の1.1倍に入学者を抑えないといけないですから、この数字でもまあまあ正確です。
(データ出典:週刊朝日 空欄は非公表)
近大が15万人を超え、日本一の志願者数ということになっています。
ところが、実質志願者数でみると3万人強。
近大の受験生の平均出願数は5回なんですね。
実質倍率は1/5になります。30倍ではなく、6倍なんです。
しかし、実質倍率は、受験が終わった後からわかるのであって、最初に公表されるは30倍という数字です。
このように、出願した時に、倍率が10倍以上になったと恐れおののく生徒が増えています。
しかし、単に一人当たりの受験回数が増えているだけということがあります。
倍率の変化で難易度の変化はわかりません。
事実はこれだけです。
倍率に振り回されずに、目標にしている大学を目指しましょう。
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