新高1生の心構え

塾を探している皆様へ

新高1と言っても学力差はかなりあります。北野高校に入った生徒と他の高校で差があるのは当然のことです。

 

しかし、そうは言っても高校の基礎の部分は同じですから、最初はみんな同じようなレベルのスタートです。違いはどこかというと、中学でしっかり勉強している生徒は、勉強の習慣ができていること、自分なりの勉強方法をつかみかけていること、基礎があるので新しい知識や考え方を吸収しやすいことです。それは大きなアドバンデージで、そうそうひっくりかえせるわけではありません。

しかし、トップ校の生徒ほど新しいものの吸収が悪くても、それを乗り越えていくと追いつくことが可能になります。

 

それでは順に

国公立大を目指したい場合

高1から走り出さないといけません。高2の冬の共通テストで一定の点数が取れるようになっていないと現役での合格は厳しくなります。

英語でいいますと最初にお渡しする英文法問題集を夏までに終わらせます。要するに1学期から夏休みまでに中学での遅れを取り戻すんです。トップ校といえどこの時期は気が緩んでいます。

追いつくには高1の夏までが最初で最後のチャンスです。

 

関関同立を目指したい場合

スタート時点での学力に違いがあるので、何とも言えませんが、高校で習う基本事項は確実にマスターして、少し応用ができるようになる必要があります。

ただ、受験科目が少ないので、高2の冬までに一定レベルになっていないと現役合格が難しいということはありません。しかし、学校で習うことが理解できないようでは無理です。

高1高2は最低限、学校の授業は理解できて、基礎問題は自力で解ける。これが最低条件になります。

英語の最初の英文法問題集を1年以内に終わらせていることが最低条件になります。トップ校の生徒に追いつくというよりは、着実に自分のレベルを上げるイメージです。

 

産近甲龍を目指したい場合

近大は最近難易度があがっているので、関関同立と同じぐらいとしておいてください。

あえて言い切ってしまいますが、ここを目指す生徒は残念ながら高1の段階で読解力がありません。

 

英語で勝負するから大丈夫といいますが、日本語の読解力の不足で英語の上達が止まってしうのが現実です。

入試で出される英語は日常会話でなく、地球温暖化やSDGS、経済問題、社会問題、教育問題などをテーマにした英文が出るのですが、その内容が理解できないという問題が発生します。

英語力だけではなく、高校生としての社会常識が最低限必要です。そのために、ある程度のレベルの評論、論説文を日本語で普段から読んでないと英文の意味が理解できなくなります。

「英語を日本語に訳せてもその意味がわからない」というとが多くなります。

そのため、高1、高2の間に論理国語をじっくりと勉強しておくことが必要不可欠です。まずは、現代文の論理国語です。

英語の方は、英文法問題集が高2で終わっていれば大丈夫です。英語は、基本的な文法を理解していれば十分に読める難易度で出題されています。だから、英文法と並行して論理国語が重要になります。

このような勉強をしておくと高3ぐらいには勉強したことが身につくようになり、合格レベルに達することができます。

 

 

 

 

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