昨年の入試データの集計が出てきました。
どこの高校と言ってしまうと個人名までわかるので伏せますが、
ある公立高校で、合格最低点で合格した生徒が当塾にいました。
中学校からは「受験してはいけない」と指導されていましたが
本人のチャレンジ精神で受験し見事合格。
(私はチャレンジを勧めましたよ。最後の過去問演習でいけるとふんでました。しかし、正直にいうとチャレンジで失敗した生徒もいます。「チャレンジ」とはそういうものです。成功と失敗は紙一重です。)
そんな点数で高校に行ったら、学校の授業についていくのが大変で
今はアップアップしているのでは?
救助待ち???
心配は不要です。すでに「中の上」まで上がっています。
高校入ってから、がむしゃらに勉強もしていません。私から見るともっと勉強して欲しいです。
むしろ、クラブや文化祭を楽しんでいます。
やったことは1つだけ。
受験後も勉強をやめずに継続したこと。
これだけです。中3の英語が完全ではなかったので高校に入ったあとも中学の復習を少ししながら、高1の勉強をつづけました。
高校に入って急に難しく感じると思いますが、それは中学のことを忘れているからです。
続けていると忘れません。
大してコツはいらないです。続けて忘れないようにした上で、新しい勉強をする。
単純です。
したがって、
一番下の成績で高校に入ることを恐れる必要はありません。
いい友達に恵まれて、自然と伸びます。
やはり学力の高い学校の方が勉強する雰囲気はあります。
高校のレベルが高いとほんの少し続けるだけで伸び続けます。
逆に志望校を下げて入った生徒は、最初は何もしなくてもある程度上位にいるので
すぐにさぼってしまい。「中の下」に下がっていきます。
2ランクぐらい下げて、ダントツで入学した生徒もいますが、高3までに見る影もなくなっていました。(勉強面でです。高校は楽しいそうです。卒業後はわかりません。)
こういうことも踏まえて志望校を選びましょう。