ここまでのブログで、少しでいいので毎日するように推奨していました。英単語をしましょう。英文を音読しましょう。計算演習も毎日しましょう。・・・と全て少しずつです。
ひとつひとつ見ると少ないので、何とかできそうな気もします。しかし、やるべきことを全部合わせると毎日相当な時間を勉強にあてないといけなくなってきます。
ひとつ15分で4つでも、毎日合計で1時間です。
はっきり言って、毎日1時間決めたことを実行できるお子さんはいません。必ずさぼってします。かなり勉強できる子も同じで、さぼってしまいます。
だって、きついですから。
そこで少しやり方を修正して再チャレンジすることになります。
やり方というのは、やる時間であったり、場所だったり、です。
そして、また、挫折します。必ず挫折します。
また修正です。1日15分毎日がきついから2日に1回、30分にしてみよう。
朝早く起きてやってみよう。
家でダメだから学校の自習室を使おう。家の中でも居間でやってみよう。お風呂でやってみよう。
そうやって、修正しながら自分なりのリズムを作っていきます。
この「やり方を修正する」行為こそ、自分なりの勉強のやり方というものです。完成することはありません。
この「修正」と「再チャレンジ」をずっと続けられるかどうかが勉強ができるようになるかどうかを決めるものです。
勉強できない子は、ひとつのやり方に失敗して、それで終わる子です。
こんな勉強の仕方がいいよ。と教わってやってみる。
しかし、続かない、できない。
このような失敗は全員が経験するものです。何度も何度も失敗を続けられる子ほど成績はあがっていきます。できる子ほど失敗も多い。これが事実です。