近大公募入試の合格率

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近大附属中高の学校説明会に行ってきました。

江坂から少し離れていますが、おおさか東線も開通し、さらに近大の大学入試が難しくなったため、志望する生徒が増えてきています。

 

五ツ木模試で偏差値54~56で専願なら近大附属高校へ進学可能です。

このあたりの偏差値なら公立高校では、

山田、桜塚、北千里、箕面の高校です。

 

この公立高校から近大へ合格できるのは、半分前後でしょう。

近大附属に入ると98%が近大に進学できます。とってもお得感満載です。

 

しかも、近大合格を担保しながら国公立受験も可能です。

さらに、TOEIC 600点以上取ると近大への入学金、授業料免除などの特典もあり(ただし、基準は今後変更するそうです)

 

 

それはさておき、近大の公募入試の合格率(高校別)を開示してくれました。(資料はもらえていませんので概数のみ)

北野、茨木で 40%~50%

春日丘、千里などで20~30%

の合格率だったそうです。これらの高校のトップ層は受験していないので、何とも言えませんが、かなり難しいのは事実のようです。

 

ただし、この数字もからくりはあります。延べ受験者数に対する延べ合格者数の比率だそうです。

 

そうなるとどうなるか。お分かりですよね。

普通考えて、確実に合格するレベルの生徒は1つしか受験しません。

合格に不安な生徒が、3つ4つ受験します。

 

生徒A:余裕で合格なので1回受験

生徒B:不安なので3回受験

としましょう。

生徒A:合格

生徒B:全部不合格

 

そうなると実際の生徒別合格率なら50%ですが、延べ人数合格率なら25%に下がってしまいます。

こういうことですので、北野の合格率は80%以上はあるでしょう。春日丘も50%以上はあるはずです。

 

数字のトリックは別にして、これらトップ校からの受験者が増えてますので、当然難しくなっています。

 

特に公募が一番難しいそうです。以前から近大公募は捨てましょう。とご提案していましたが、今回近大内部データを一部公開いただいて確信した次第です。

やはり近大の公募入試はやめておきましょうね。

近大の公募入試は捨てましょう。志望者は一般入試に集中して対策をしましょう。
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