大阪府 公立高校入試制度のご案内 江坂垂水教室
厳密に説明すると大阪府発表のものと同じですので、皆さんがよく使うところだけの解説に限定します。
まずは大枠をとらえていただき、細かくは志望校ごとに確認して下さい。
問題種類が科目によって違う場合もありますが、ここでは細かな点は省きます。
ざっくり理解するためのものです。ご了承ください。
共通事項
内申点 450点満点
各教科5段階評価ですので、45点満点でつけられます。
1年:2年:3年=1:1:3です。この比率で450点満点にします。
よって、各学年の45点満点の点数を次のように算出して下さい。
(あなたの内申点)
=(1年)×2+(2年)×2+(3年)×6
※3年の内申は2月にわかります。
学力テスト 450点満点
5教科 × 各90点満点 =450点満点
英数国のテストは3種類あり、難しい方から C、B、Aです。
理社は全校同じです。
自己申告書
丁寧にかけば大丈夫です。必ず塾か学校の先生に添削してもらいましょう。
事前に書いて出すものですので、とんでもないことを書かなければ問題ありません。
ボーダーゾーンの扱い
気にしなくて結構です。今後方針が出てくる学校があるかもしれませんが、現時点では何もありません。
※2年前(H28年度入試)とは、ルールが違いますので、お兄さんお姉さんとは違っています。
この点数を基準にして、各高校で内申と学力テストの比率(タイプ)を変えて再計算し、高得点者から合格となります。
具体的には、次のようになります。C問題採用校はいわゆる難関校、B問題が標準問題です。
自分の内申点がよければ内申重視校、悪ければ学力テスト重視校など検討することになります。
(個別に塾で計算しますので、内申点がわかればすぐに持って来てください)
①タイプⅠ、C問題
北野高校、茨木高校、豊中高校、春日丘高校、千里高校、三島高校、池田高校
内申点(450点満点)×0.6
+学力テスト(450点満点)×1.4
※ C問題 数学、英語の難易度が上がっています。上記学校の合格者平均正答率がだいたい50%です。
特に数学は正答率30%程度の難しさです。
②タイプⅠ、B問題
箕面高校、桜塚高校、山田高校、刀根山高校、千里青雲高校
内申点(450点満点)×0.6
+学力テスト(450点満点)×1.4
③タイプⅡ、B問題
北千里高校、吹田東高校、摂津高校、豊島高校、吹田高校、茨木西高校、東淀川高校
内申点(450点満点)×0.8
+学力テスト(450点満点)×1.2
④タイプⅢ、B問題
柴島高校、北摂つばさ高校
内申点(450点満点)×1.0
+学力テスト(450点満点)×1.0
⑤タイプⅣ、B問題
福井高校
内申点(450点満点)×1.2
+学力テスト(450点満点)×0.8
高校名は旧第1学区の江坂垂水教室の近辺の学校例です。
詳しくは、下記の大阪府公式ページへ
一応ご紹介しますが、見てもらっても、どこを見たらいいのかさっぱりわかりません。このブログの内容で十分です。