おやおや、探してみましたが、ないですね。ウクライナって教科書に出てきません。
キエフ大公国、ルーマニア、リトアニア、ポーランド、オーストリアハンガリー、ソ連・・・・
国がひとつにまとまっていることがなく、いろいろな国がその時代時代で支配者になっています。
最近になって、ロシア帝国のあとに、ちらっとほんの一時、ウクライナ共和国ができてますが、すぐにソ連の一部になります。
これは大変ですね。いつどの国がどこから攻めてくるかわからない場所です。
ヨーロッパやロシアの人から見たら、たまたま今ウクライナと言っているだけ。と言うレベルに思えます。国家を持てない民族がたくさんありますが、ウクライナも長年かけてやっと築いた国家なのですね。
歴史の暗記はとても大変ですが、現在の情勢を考えながら歴史を勉強すると覚えやすくなります。
世界でまだ紛争はたくさんあります。最近では、マリとフランス、ソマリアとアラブ首長国連邦が時々ニュースで流れていますが、歴史を調べてみて下さい。暗記しやすくなります。
中受験の小学生のご両親は、ぜひこの話題で話をしてみてください。中学生にもお勧め、世界史を選択する高校生も、選択しない高校生にもお勧めです。結局みんなですけどね。世界史は今の世界を知るために必要な勉強で受験のためだけではありません。