ゲームをして負けて楽しいでしょうか?
対戦ゲームで「今日は負けてばかりで楽しかった。」
スポーツの試合で「今日は負けて最高」
まあ、ゲームそのものや試合そのものは参加できて楽しいかもしれませんが、1年、2年続けて1回も勝てない場合はどうでしょう。続けますか?
試合なら初心者が必ずいますから、そのうち新人や経験の浅い人には勝つことができますよね。
だから、数年負け続けることはないでしょう。さらに経験を積んでいけばだんだんと上位になっていきます。
ところが、勉強は同学年のみの競争です。下の学年と比べることはありません。(大学浪人はありますけど)
どうなると思います。想像つきますよね。
負け続けるんです。
学校へ行っている間、小中高と12年間ずっと負け続けるんですね。
中学になると勉強も進んでいきますから、1年や2年真面目に勉強しても、上位の友達に勝つことはありません。
どんなに頑張っても負け続けるんです。これがつらい。
やる気がなくなります。
やる気がなくなれば、差は広がる一方です。
これが、中学生が勉強が嫌いな理由です。
中学生が3年間、ずっと勝てない試合をすることができるでしょうか。できませんよね。
ゲームでさえ、絶対クリアできないゲームは売れません。誰もしなくなります。面白くないから。
どうしましょう。
まず一番最初は
小学生で遅れないようにすること
当たり前ですよね。小学校6年間で少しずつしていれば大幅に遅れることはありません。
そうすると中学で「頑張れば勝てる」という状態になります。
小学生低学年からスタートしていれば無理なく達成可能です。
次に、中学生になっていたら
高校以降で勝つための土台を作る
これが目標になります。中学の3年間で逆転できません。しかし、土台作りをして将来に備えることです。
どれぐらの土台かというと
(大阪でよく受験する五ツ木模試や大阪進研模試でいうところの)偏差値55以上になります。
ここまでなら、3年あれば、小学校で多少遅れていようが到達できます。
最後に高校生ですが、中学で土台を作った高校生は伸ばすだけです。いくらでも伸びてください。
土台を怠った高校生は、どうするか
勝負する場所を変える
これしかありません。
5教科の総合得点での勝負では勝ち目はありません。
英語だけ、国語だけ、数学だけ、理科だけと得意科目を絞って勝負します。
すると勝つことができます。
英語は共通テストで満点取れる。数学は取れる。
こうなると私大入試の高得点型で勝負できます。さらにAO入試や推薦入試での自己PRのネタにもなります。
「高校で内申点をとって、そこそこの大学に入る」という選択もありますが、それだとそこそこで終わります。
1科目での勝負、その場合徹底的にしないといけませんよ。共通テストの英語で160点取れます。ぐらいでは勝負になりません。
絶対勝てるという科目を持つことです。
このように、勝つための作戦はいろいろあります。同じ中学生でも、高校生でもそれぞれです。
何も考えないで言われたことだけを勉強していると負け続けることになります。自分なりの戦略を考えることです。
一緒に考えてみませんか。何も考えずに突進しますか。