小学校のお子さんにたくさんの習い事をしてもらって
いろいろ経験して欲しいですよね。
スイミング、野球やサッカー、テニスなどのスポーツ。バレエやダンス、勉強もそうですねプログラミングや英会話など
それに友達ともたくさん遊んで欲しいし。
ところが、最近は、それが過剰になって毎日毎日が習い事。子供の方がうんざりしている場合を見かけます。
習い事が嫌いになっている場合もあります。たいていのお母さんは「うちの子は楽しんでいる」と言いますが、残念ながら、違っている場合も多いです。
しかし、子供はお母さんに対し、○○は楽しい。と言うのですが、それはお母さんに気を使っているだけで、「実はうんざり」
ということがよくあります。
どの程度がいいかわかりませんが、少なくともお子さんが自分で判断して何かできる時間は確保してあげましょう。
大人みたいにスケジュールびっしり。では、子供なのにすでに過労状態です。
勉強も同じです。国語、算数を人並みに勉強してできるようになって欲しいと思うのですが
成長はひとそれぞれ、早い場合もあるし、ゆっくりの場合もあります。
小学生の間はその差も大きいです。
算数の分数がわからなくなってきたときに、お母さんが何度説明してもわからない。
「どうしてわからないの」とイライラしながら、せっつきます。
こうなってくるとか過剰な習い事と同じで、どんどん算数が嫌いになっていきます。
嫌いになると全く何もしなくなりますし、怒られない程度に勉強するという立ち回りを学んでいきます。
これが最悪なのですが、多くがこのパターンで算数などの勉強を嫌いにしていきます。
分数がわからなくなっても、時間をかければ必ずできるようになります。
どれぐらいかけるか、
1年程度じっくり繰り返し。次の単元を勉強しているときも分数を練習するなどして、とにかく1年続けます。
そうするとどこかのタイミングで「腑に落ちる。」「ストーンと理解できる」時がやってきます。
そうなるまでじっくり待つんです。
必ずできるようになります。
勉強は積み重ねですから、1つわかれば順番に理解してき、どんどん積みあがっていきます。
少しスタートが遅れてもその後に積みあがっていきますので、できるようになっていきます。
ところが、算数ぎらいにしてしまうと、見た目の計算をその場ではできるようになりますが、理解していないし、腑に落ちてないので
その後の勉強は積み上げになりません。その場その場の別々の勉強になってしまいます。
小学校の時に1,2年程度勉強が遅れることに焦っては、その後の成長が止まります。
ここは、お母さん、どっしり、じっくり構えましょう。
ところで、お母さん、お子さんに分数の計算を1年間ずっと教え続けることはできますか?
きっとイライラして喧嘩になります。「前も教えたでしょう。どうしてわからないの」
こうなりますよね。よくないです。
任せてもらった方がいいかと思います。