勉強しているのに成績が上がらない子の特徴

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長時間勉強をしている、いつも机に向かって頑張っているのに成績が上がらない子の特徴にはこんなものがあります。

 

いくつかありますが、今日はひとつだけご紹介します。

 

勉強する内容が散漫になることです。

 

例として言いますと、今日は動名詞の単元を勉強しようと机に向かいました。

問題集を解いていると、

あれ、この文型なんだったかな?

あれ、時制はどうしてこうなっているのかな?

と次々とわからないことができてきます。

 

1周目の勉強だとたいていこうなります。まだ、しっかり定着しきれていませんから、先週できたと思ったこともわからなくなってきます。

 

その時に、それが気になって気になって、先生に質問したり、調べなおしたりする場合です。

 

わからないことを質問したり、調べたりすることはいいことなのですが、これをやりすぎるとどうなるか。

 

今日、勉強しようと思っていた動名詞の演習が不足し、理解があいまいになってしまいます。

 

わからないことがあったら、チェックだけしておいて、次回以降、もう一度文型を勉強する時、時制を勉強する時に忘れずに今日の問題も見直しましょう。

今日のところは、「わからない」と置いておく。これが大事です。

 

今日の動名詞をしっかり覚えることに集中してください。

 

どちらにしても、1回や2回で覚えられるものではないですし、また、忘れます。文型も時制も今後何度も演習する時がありますから、その時に解決しましょう。

 

質問したり、調べたりしていると勉強した気になってしまいますが、実はほとんど勉強していないのと同じになってしまうのですね。

 

今日は動名詞。それ以外は「あー忘れてしまっている、勉強しなおそう」とこれぐらいにしておきましょう。

 

ただ、そういうと

「わからなことがあったら、気になって仕方がない。」

「わからないことを質問したり、調べるのはよくないのですか」

と噛みつかれます。

 

悪くはないですが、ほどほどに、ということです。

1つや2つならまあいいでしょう。今日の勉強すべき本題があいまいになるぐらいなら、一旦、諦めましょう。

 

完璧主義はよくないです。

けっこう多いですよ。これが成績のあがらない原因なのですが、本人は勉強した気になっているのが怖いところです。

 

 

 

 

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