残念ですが、これを言う子は一定数います。
夏期講習は受けずに自分でやります。
自分なりの勉強のやり方でします。
残念ではなく、ある意味正解です。だから正しいように思えます。勉強は本来自分でするものですから、復習中心の夏期講習の場合は自分でやるのがいいでしょう。
(先取りの夏期講習の方は自分でやるのは無難しいと思います。)
さて夏が終わった。ほとんどは次のような状態で教室に帰ってきます。
・もうできるから、復習しなかった。⇒できるできないではなく、定着のための復習です
・クラブが忙しくて時間がなかった。⇒最初からわかってます
・勉強する場所が悪くて集中できなかった。⇒塾は静かすぎて集中できない。図書館は友達がいて集中できない。家ではうるさくて集中できない。レンタル自習室は冷房が効きすぎて集中できない
とにかく、どんな環境でも集中できなかったといいます。
・やろうと思っていた日に急に家族で出かけることになったので、できなかった。
⇒ほとんどの場合、出かけるとわかったので、その日にやる気になるものです。
本人は自分だけの特殊な事情だと思っているようですが、ほぼ全員同じ内容です。
・予定通り完璧にこなしてきました。
という人を見たことがありません。
自分なりのやり方をしたいという人もいますが、
いくつかやり方を試してみて、これが自分とって最適だ
と決めているのならいいですが、実際には何も試していないことが多いです。
・音読するなんて面倒
・毎日勉強するのも面倒
・同じテキストを何度もするのも面倒
・できる問題を繰り返し演習するのは面倒
など、根拠なく試しもせずに
「自分のこだわり勉強方法」などと
この道50年の熟練職人がいうようなことを口まねしている場合がほとんどです。
まだ、中学生、高校生ですよね。先人の知恵を試してみる方が近道です。近道ではなく最後に本物になれる道を示しているのかもしれません。
変なこだわり、プライドは学ぶ人にとって邪魔になるだけです。素直にまずはやってみましょう。