本日は新高3生への小論文指導でした

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小論文の指導は、なんと無料です。時間をとってもらって個別に教室長が指導します。

小論文指導というのは、文章を書いてもらってその文章を添削するというだけではうまく書けるようになりません。小論文は書き始める前までの考え方、手順の方が大事です。それを学んでもらいます。

最近は、課題型の小論文が増えていますので、今回はそのパターンでの指導をしました。

他には、図表からデータを読み取って論じるというパターンも多くあります。小論文とは最終的には文章を書いてまとめるのですが、その前段階である課題文の読み取り、新聞記事などの読み取り、統計の見方や図表の味方、グラフからの読み取りなどが重要になっています。

 

では始めましょう。

まずは、課題文から筆者の主張を読み取ります。これがなかなか難しい。読解力そのものが試されます。

次にその主張に添って、もしくは、主張を踏まえて、自分の意見をまとめます。

その理由を箇条書きにします。理由を考えてもらいますが、考えが浅い場合が多いです。なぜ、なぜ、なぜと何度も深く考えてもらいます。

そして、具体例を示します(ここでは、具体例ではなく一般的な表現になる子が多いですね)もっと具体的に、もっと具体的に、と考えてもらいます。

具体例は3つぐらい例を考えておきます。考えた3つを全部使うわけではないですよ。文字数に合わせて調整につかいますから、1つだけ採用する場合もあります。全部書くと思わないようにしましょう。

最後に結論。

この流れが論理的であれば合格点です。

小論文の書き方の本には、キーワードを入れろとか、細かいアドバイスが多いですがあまり気にする必要はありません。主題に添って論理的に展開できていればOKで、こっちが重要です。無理にキーワードを入れて破綻している文章をたくさん見てきました。キーワードに引きずられてしまってかえって論理が破綻してしまうようです。

 

ここまで考えてから、やっと実際の記述に入ります。考えずに書き始めて何を言いたいかわからなくなる子が多いですね。

これを1年かけて練習していきましょう。

 

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