授業中に聞こえてくる声です。「こんなの簡単、簡単すぎる」
本人は簡単だと思っていますが、実は少し前まで、できていなかった問題です。繰り返しやって、できるようになりました。もう一度復習テストをすると簡単だと思ってしまうのです。自分ができなかったことをすっかり忘れています。
とてもいいことです。ところが、簡単、簡単と言いながら100点は取れていません。
やっぱりミスをします。まだまだ完全に自分のものにはなっていません。
特に算数、数学の計算などは100点が当たり前にしないといけませんよ。
どんな系統の問題でも、図形でも関数でも文章題でも最後は計算になります。そこで単純ミスをすると結局間違えることになります。
基本的な問題は、簡単と思っても100点取れていなければ練習不足です。
それでも簡単と思えるようになったことは、かなりの進歩ですね。いいことです。