高3で受験学年になると塾や予備校で受験勉強ということを必ず考えると思います。
その時に一体いくらかかるのか?
結構気になりますよね。大学の受験費用だけで30万円前後かかりますから、それまでにいくらかかって、総額いくらになるのか。
それを知りたいのに、月々の費用しか書いてかなかったり、夏期講習や直前の講習の値段が書いてなかったり、書いていてもわかりにくかったり。
そういうお声をいただきますので、ざっくりですが、相場をご紹介します。
もちろん、たくさん授業をとれば、費用はかかりますよ。
ざっというと
予備校系は1科目20万円前後 英国数を受講して夏期講習、直前講習など受講すると80万円~を目安にすればよいでしょう。
80万円で収まれば安い方です。夏期講習をたくさん取るとすぐに100万円超えです。
個別指導のオプションをつけるとさらに上がります。
映像授業専門の場合もほぼ同じ。映像なら安いかもと思われるかもしれませんが、結果的に同じぐらいになります。合格への近道のような講座がたくさんあるように見えて、
実は、たくさん講座とらないと合格ラインまで届かない仕組みになっています。1科目、1講座では無理なんですね。自動的にたくさん講座をとることになります。
予備校を経営する側にとって、とてもよくできたシステムになっています。
自習専門予備校も月10万円弱で100万円です。最初の見た目はもう少し安く見えますが、なんだかんだ買わされて、これぐらいになります。自習なのに。
さて、ここで、京進スクールワンですが、個別指導週3コマ+映像週2コマとって受験まで10か月で諸経費を入れて50万円です。映像を入れて週5コマあるとほぼどの大学でも対応できます、
思ったより安いかと思います。
いやいやこれは、基本料金 夏期講習、直前講習を入れたら上がるのでは?
するどい。
その通り、
ばれたら仕方がない。夏期講習を30コマ追加するとしましょう。もともと週5回通っているのにプラス30コマですから、かなり多い受講集です。
それに直前講習(実戦トライアル=過去問演習講座)を9月から毎週土曜とったとして、合計18万円。
かなり多くの授業を受講した生徒でも70万円あれば十分です。
ほとんどの生徒はこの中でおさまっています。この半分の35万円前後の場合もあります。
安くできるのは、途中で科目を減らすことができるから。受験科目は2科目に減ったら当然安くなります。
しかし、
1年分一括で払っていると、受験科目が減っても安くなりません。どうしても100万円が最低料金って感じです。
意外でしょう。個別指導は高いというイメージですが、意外と安いのですよ。
さらにお得な方法として、高3で一気に受講せずに、高1からコツコツ通っていたら、もっと安く収まります。成績も上がりやすくなりますし、いいことずくめです。
それでは、なぜ個別指導が高いと思うのでしょうね。ちゃんと計算したらわかるのに
一つ目の理由は、計算できないように複雑なシステムだからです。ひとつひとつはそんなものかな。と思いながら1年積み上げたら結果的に100万円超です。
100万円以下でおさまった人がいたら教えて欲しいぐらいです。
もうひとつの理由は勉強する期間です。
え、1年で比較しているのではないの?
違いますよね。4月に入って入試は2月、1月末までとして10か月です。
しかも、予備校は、1年分の授業料といいながら、実際は6か月分です。前期3か月、後期3か月の合計6か月。
個別指導は、4月~1月までで10か月。
この違いがあります。
それなのに1年というイメージなので、個別指導の1か月分の授業料を12倍して予備校と比較するので高く感じるのです(多分そうかな~って思っています)
個別指導の授業料を予備校と比較するなら、個別指導6か月分と予備校1年分を比較してください。
その比較が正しい比較となります。
どちらにしても1年で結構な授業料となりますので、じっくり検討して決めましょう。もう5月なので、あまりじっくりするのも考えものです。少し急いでください。