高2生になると受験に向けて科目選択が必要になります。
ところが、学校で時々変なことを聞いてくる生徒が現れます。
「薬学部を目指すには数Ⅲがいるという先生といらない先生がいます。
どっちですか?
薬学部は化学は必修ですか?
先生によっていうことが違うのでみんな混乱しているんです。」
先生との会話の流れがどうなのかわかりませんが、「目指す大学によって違う。」と言うしかありません。
それなのに先生が決めつけて話をしているのか? 生徒の方が聞き間違いをしているのか?
どちらにしても各大学が発表している科目です。
高校生になったら自分の責任で調べましょう。先生は適当ですよ。
下記は一般入試の2019年の科目です。
しかし、公募入試やA日程、B日程などで科目も変わります。
京都薬科大学 英語、数学I、II、A、B(数列、ベクトル)、化学
神戸薬科大学 同上
大阪薬科大学 英数は同じ、化学・生物から選択
立命館大薬学部 英数は同じ、化学・生物・物理から選択
大阪大薬学部2次 英、数学Ⅲまで、化学・生物・物理から2つ選択
岐阜薬科大2次 英、数学Ⅲまで、化学
どこを目指すか決めて、自分で調べましょう。
先生が数Ⅲはいらないと言いました。
先生が化学はいらないと言いました。
と言って後で間違っていたといっても、誰も助けてくれません。
数Ⅲを勉強しておかないと大阪大、岐阜薬科大など国公立は受験できなくなります。
生物で受験できる大学もあります。
先生の言っていることは全て正解です。
問題はあなたがどこを受けるかだけです。
友達情報は有意義ですが、
目標大学が違っていると、先生がそれぞれに違う話をするのは当然です。
科目決定は自分でしっかり調べてください。
以前看護学部で書きましたが、第2志望も含めて選択を決めないとチャンスが減ってしまいます。
以下の看護学部は「2018年度入試」の話ですので、最新情報を必ず調べてください。