少し前にも「わからないことを怖がらない」ということを書きましたが
世の中は、現実にわからなことだらけで、わかっていることの方が少ないですよね。
今のコロナ騒ぎも
・オリンピックが感染拡大に影響したかどうか
・ワクチンの副反応はどういう人にどうでるのか
・ワクチンの効果はいつまで続くのか
・緊急事態宣言を出してなかったらもっと悪化したのか、かわらないのか。
・飲食の時短に効果があるのか
わからないことだらけです。
特にワクチンについては、はっきりして欲しいという要望が多いですが、「わからないことは、わからない」のでどうしようもありません。
皆さんが社会に出て、会社などの仕事でも、A案がいいのか、B案がいいのか。何もしないのがいいのか、今するのがいいのか、少し待つのか。
わからないことだらけです。
その中で何かに決めて、うまくいくことがあったり、失敗したりしながら、修正していくことになります。
こうするしか方法がないからですよね。
それに比べ受験は簡単です。答えは決まっているし、受験勉強は、いつまでに何をしたらいいかも決まってます。
決まっていることを確実に実行できる能力があるかどうかが問われています。
社会に出てからも、答えがないと言っても、最後にはえいやーと決めることになります。
そのあと、決めたことを実行しなけば何を決めたところで失敗しますよね。
実行してないのですから必ず失敗です。
受験で問われているのは、この実行力です。
決めたことを困難があっても最後まであきらめずにやる。
この能力が、将来、会社など社会に出た時に評価されることになります。
何を決めても途中で諦めたら、絶対に成功しません。
社会に出たら最後までやったとしても失敗することもあるのです。だから必ずしも最後まで粘らずに、途中で方針変更がいい場合もあります。
ところが、受験の場合は、最後までやれば必ず成功します。確実なんです。
それをこなせる能力があれば、社会に出ても成功の可能性は高くなります。
途中であきらめたり、楽な方法に逃げていては、成功する場合でも成功しませんよね。そういう人を会社は採用するでしょうか。
受験勉強はきつい言いますが、確かにきついですが、ゴールはわかっています。
社会に出たらこのまま突き進んでいけば成功するのかどうかわからないまま、努力を継続しないといけませんよ。こっちの方がつらいですよ。
受験勉強は、やればいいとわかっていることです。やるしかないです。