追加合格は3月31日まで可能性があります。
関西大学などは、合格発表時に補欠合格者として連絡し、その後合格通知が来る仕組みです。
ですから、追加合格できる可能性がるのかどうかは事前にわかります。
ところが、補欠連絡せずに、突然合格の連絡が来る大学もあります。
数字を見るとわかりやすいのですが、
関西大学だけで、補欠の人数は3500人もいます。3500人ってすごい規模ですよ、
有名な摂南大学で、入学者数は、2200人です。
なんと、関西大の補欠合格者数の方が多いのです。仮に補欠合格者が、全員摂南大に進学しようとしていたら、摂南大の入学者がいなくなるぐらいの規模です。
摂南大も定員割れと言うわけにはいきませんので、追加合格を出します。そうなるとさらに規模の小さな大学はもっと悲惨な結果になります。どんどん追加合格が出てくるという結果になります。
補欠者が全員が合格することはないですが、3500人も追加合格したら、玉突きで入学辞退される大学が当然でてきます。
摂南大より規模の小さな大学はたまったものではありません。
31日までは諦めずに待機しておきましょう。
ただ、追加合格したら、その前に納付していた大学の入学金は取られ損です。受験生側の負担はかなり大きくなります。
生徒が辞退した大学の入学金は、追加合格を出した大学が負担しないと制度としておかしいですよね。大学の定員割れを補うために合格を出すのですから、大学側も負担義務があるように思います。
今は、補欠合格、追加合格を増やせば、大学全体として儲かる仕組みです。変な制度です。
変な制度ですが、受験生としては、諦めずに31日まで待って、合格したらお金を払うしかありません。