この時期の中3生は、皆さん理科の天体で苦戦。
地球は太陽の周りをまわっている。
という当たり前のことだけですが、太陽と地球と月と金星と星座で大混乱。
さらに、見ている人が夕方だったり、朝だったり。
試験問題は、平面で出されるので、
立体的にイメージできずに大混乱。
思い余って丸暗記しようとします。
どっちからどっちに動くとか暗記しようとしていますが
西から東か、東から西のどちらかなので、
どっちがどっちかわからなくなります。
そのうち「太陽は、毎朝、西からのぼる。」とバカボンのパパ(もう誰も知らないかな)
のような回答がまじめに出てきます。
もう、頭の中はぐちゃぐちゃ。
もとの動きはひとつだけです。
それを違ったところから見ているだけ
その動きだかけ覚えればいいんです。
そこで、塾では
毎日地球儀の出番。
生徒が太陽の役、月の役、地球の役になって動いてもらいます。
実際に宇宙の動きを自分たちで行い、その場所から観察してもらいます。
そうすると
あら不思議、簡単に理解できます。
ところが、また問題になるとわからなくなってきます。
もう一度、動いていもらいます。
慣れてきたら自分で動きが再現できるようになります。
あとは、それを
頭の中で動かす練習です。
これでどんな問題でも解けますよ。
スポーツと同じ、身体で覚えるのが一番。もう忘れません。