高校生の勉強の仕方 特に数学

なかなか理解してもらえませんので、何度も説明しています。

高校生の勉強は中学とは違います。
いくらできる生徒でも、高校の勉強レベルになると、学校で習ってすぐに理解できません。特に数学です。一回勉強して、すぐに理解して、応用を解けるようになる。と思わないことです。
そういう前提で勉強していると1問にこだわって、時間をかけすぎてしまいます。
高校生になると、より抽象的な概念が増していきますので、慣れることから始めないといけません。
慣れるというのはトレーニングするということ、一定量のトレーニングが必要です。
例題を理解したから問題が解けると言うことはありません。

まずすべきことは次の2つです。
①例題を解けるようにする。・・・理解するだけでなく、自力で答案を書いて下さい。これができないのに、類題、応用問題が解けるはずがありません。まず、この練習が不足しています。
②わからないところは、思い切って捨てる。・・・その1問にこだわらず、先に進みましょう。できるだけ早く、ⅠAをまずは一通り学習してしまいましょう。そうするとその間に、考え方に慣れますし、トレーニングも積めます。1回目で100%できるようになると思わないことです。2周目、3周目で解ければ合格です。

1問をとことん考えると言う方法も勉強法として有効ですが、3年間でしなければならない量を考えるとその勉強方法は非効率です。

数学1問にかける時間を英語や他教科に回しましょう。

ここで、脳科学のお話し

問題を解いてもらって、その時に
A:完全に問題が解けたチーム
B:できなかったチーム
に分けます。

その何か月か後(何か月か忘れました)に再テストしたら、どちらの成績が上だったと思いますか?

何と何と
以前できなかったBチームの方が成績がよくなったそうです。

理由は次のように説明されています。

脳のしくみとして、問題が解けてしまうと、その問題はそこで完了してしまう。脳はこの問題は終わったものと認識するそうです。
ところが、解けなかった方は、本人が意識していなくとも、脳は、まだ終わってない問題として記憶にとどめるそうです。

その結果、成績が逆転するのだそうです。熟成されているのでしょうか?

面白い結果ですよね。

講師にも聞いてみると「解けなかった問題も一定期間してそのあとに解くと、何もしたつもりはないのに解けるようになっていた。」
と言います。

つまり、一旦捨てると言うのも効果的な学習方法ということです。

ただ、ここで気をつけておかなければならないポイントがあります。

一定期間後に再度解こうすることが大切だということです。

数学が好きだったり、できないけど絶対にがんばるという意思があれば、2回目、3回目にチャレンジするので解けるようになります。
ところが、苦手、嫌い、もう避けたい。と思っている人はチャレンジしません。解こうとしないと解けるようになりません。

結局、成績を上げるには、頭の良しあしではなく、できなくても

何度もチャレンジするかどうか。

ということにかかってきています。

英語が一番得意な講師も、高校の受験時代は、得意になるために1つの参考書を10回以上読み込み、1つの問題集を5回以上取り組んでいます。
逆に、苦手な人は、2,3回しかやってません。下手をすると1回ということもあります。苦手と思っていても10回やれば得意になります。

これを踏まえて高1生にお勧めの勉強方法は、
①映像授業でⅠAを早く1通り履修する
②個別授業で演習をする
⓷学校の授業が復習になる

こういうサイクルを作り上げると

定期テストでも点が取れ、実力も上がっていきます。とにかく早め、早めに学習することです。

中学生の時のように一夜漬けで辻褄合わせは無理ですよ。