指定校推薦で入学した学生の退学率

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読売新聞が毎年出してくれている「大学の実力」という雑誌があります。

2020年度版はまだ出ていませんので、昨年の2019年度版からのご紹介です。

 

大学入試には、一般入試、公募入試、指定校推薦入試、AO入試、系列入試など多彩になってきています。

特に指定校入試、AO入試、系列などは受験をしない入試として

「受験勉強をしないで、楽に大学に入れる」と人気です。

 

今回はちょっと意地悪に指定校推薦、AO入試、系列で入ると入学後にどれだけ大変なのか

大学の退学率に注目してみました。入試区分別の退学率です。

悪意をもって抽出しています。

 

まずは、摂南大学、退学率が15%以上のところに色を付けてみました。

常翔学園高校の紹介の時に、一般入試で難しい薬学や看護に簡単には入れますよ。お得です。紹介しました。

 

ところが見てください。看護では、半分の学生が退学しています。勉強する習慣がなく入ってしまい、大学の授業についていけなくなっています。

簡単に大学に入れたげど、喜びは束の間。楽をした分、大学で大変なことになっています。

 

続いては人気の追手門学院大

 

ここは附属・系列高校からの進学組がボロボロですね。加えてAO入試組も酷いものです。

指定校推薦入学組は頑張ってます。附属からたくさんとるので、指定校推薦はある程度絞っているのでしょうね。

 

理系でひとつご紹介します。大阪電気通信大学

御覧の通り、この大学には一般入試、公募入試で入れる実力のある人しか行ってはいけませんね。

安易なAOや指定校推薦で入学させてもらえても行かない方がいいです。理系ですから、変な学生を卒業させられません。

大学が、1,2年学費稼がせてもらって「ぽい」捨てです。

 

おまけで金蘭千里大学

附属からが優秀です。指定校入試組がよくないですね。

 

このような感じで、簡単に入れる入試で入った末路は悲惨な場合があります。

指定校推薦で入ろうが、附属であろうがAOであろうが、どんな方法で入学してもいいですが、

一般入試で合格できるぐらいの学力はつけてから入学しましょうね。

惨めな大学生活が待っていますよ。

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