事実と意見を分ける

京進で学ぶ勉強のやり方

テレビを見ていると最近は、というより前からかもしれませんが、事実とコメンテーターの意見が混在してしまっていて、本当のことが何なのかが見えにくくなっています。コメンテーターがいない番組でも、報道機関なのに「報道によると・・・」と報道するなんて意味がわかりませんよね。自分たちでぐるぐる情報を回しているだけで裏付け捜査(取材)をせずに、垂れ流し。マネーロンダリングのように何回か報道されたら事実として扱われる。こんなことになっています。

 

事実と意見は、はっきり分ける。入試での現代文や小論文や面接では、最も重要なことです。日常何気なくテレビを見ていると混同するのが当たり前になってしますので、常に意識して、自分の頭の中で分ける訓練が必要になってきます。

テレビを見ながら、事実と出演者の意見を区別する練習をしてみましょう。

 

ほとんど事実はなく、想像だけで話をしていることが多いのに驚きますよ。事実はほんの少しで、残りは全部想像やそれぞれの意見だったりします。

 

同じようなことを皆さんが、現代文、小論文、面接などで書いたり、言ったりしたら、もちろん不合格です。

普通の会話ならいいのでしょうが、入試では不合格となります。

現代文の記述式解答で自分の意見を書く生徒がとても多いです。筆者は何を言ってますか。なのに筆者の意見ではなく、自分の意見を書いています。偶然、筆者の意見と自分の意見が一致している問題の場合は高得点。一致していなければ得点が取れません。

国語のテストで点数の波が大きい人は、この視点でチェックしてみてください。

 

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)~事実と意見を区別する問題
少し前に事実と意見を分けられるようにしましょうという話を書きましたが OECDの学習到達度調査(PISA)に問題がありました。 世界の15歳の子供が受ける学力調査のうち、読解力の問題例です。 他の問題も以下にありますので、一度解いてみましょ...
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